令和6年度たかつき市民環境大学 入学式 入学ガイダンス
場所:高槻市 生涯学習センター3階 第2会議室
午前10時
令和6年度のたかつき市民環境大学 入学式が執り行われました。
高槻市役所市民生活環境部部長代理 岩川様よりご祝辞をいただき
続いてたかつき市民環境大学実行委委員会委員長 五十里様よりご挨拶がありました。
本大学の卒業生で現在実行委員もされている朴さんは、ご自身の経験談を踏まえて受講生の皆さんにエールを送ってくださいました。
入学式のあとは入学ガイダンス、運営スタッフの紹介、受講生の自己紹介、班別ミーティングと忙しいスケジュールが午前中の瞬く間にこなされていきました。
このたかつき市民環境大学は平成25年に開講され、今期は12期になります。
今年度受講生は昨年度より増え23名でスタートしました。嬉しい限りです。
午後からいよいよ講座開始!その前に入学記念の集合写真も緊張しながら笑顔で撮り終えました。
第1回 「未来の子どもたちへ 仲間とつなぐ高槻の環境」
講師:兵庫県立人と自然の博物館 名誉館長 中瀬 勲 様
会場:生涯学習センター3階 第2会議室
高槻市在住の中瀬様はこの3月まで兵庫県立人と自然の博物館館長でいらっしゃいました。
本日は地元高槻をもっと深く理解できるように歴史と自然の観点からたくさんのお話が聞けました。
高槻で学んで高槻で生きて高槻を活かすためのコツを教えていただいた気がします。
同じ場所を何度も訪れて毎回同じものを観察して見るだけで、変化が見えて物語が生まれてもっと知りたくなる。
地域理解を深めるための第一歩としてとても参考になりました。
災害が起こるたびに高槻の街も変化してきましたが、戦争まで乗り越えて現存する大きな寒天の釜もあります。
植物についてはスプリング・エフェメラルに的を絞ってお話しいただきました。
セツブンソウは高槻には無いそうですが、川久保や樫田には皆で守り育てていきたい野草がまだ数多く自生しているようです。どうすればうまく守れるのか皆さんと考えていきたいと思いました。
スプリング・エフェメラルが花を咲かせる時の輝き、色の美しさを写真で見ると実際に見たくなりますね。
地域の歴史と自然はそこに住まう人が共に守っていきましょう!
すぐ先の未来に向けてできることから始めましょう!
次回は6月20日
テーマは「自然と親しむ」「自然に親しんで五感を取り戻そう」です。
お楽しみに。