(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

ヨンサントオ改正では・・・

2021年09月16日 | とある貨レ撮りの世迷い言

上野発の夜行列車で「一目千本」
をバックの急行「新星」が撮れた

 黙って1101レの時刻を見てみると、あることに気がつく。「なんだコレ、(今の)4071レのダイヤじゃん」
 経験した人間ならピンとくるが、白石が0520ってことは「一目千本」の船岡通過は0530か、若干早い位。天気が良ければあすこで走行写真が撮れたのだ。
 しかも上野発2317発盛岡行き「いわて4号」が大河原に0441着発とある。歩って走ってを繰り返せば充分間に合う。
 だが世は正にSLブーム。縦しんば途中まで同業がいたとしたら、それは陸東線・マキ(石巻)線のC11とC58を撮りに行く人間か、花輪線のハチロク目当て、位だろう。昭和44年春、愈々SLの生きた姿を見られる線区は少なくなる。既に東北本線と奥羽南線からは殆んど煙が上がらなくなっていた。だから余計そっちが加熱する一方で、誰もこんなのには見向きもしない訳で、”やったよー”とレポートしている武勇伝も何も、まず記録がないwww
 さて、再びこの時刻表をじっと見返すと、もっと凄い事実を目の当たりにする。なんと東北本線の一番列車が、この頁にしれっと載っているのだ。
 福島0257発盛岡行き・・・急行「北星」からの乗り換え客を拾う接続列車になる。尤も、この頃までは日本全国でこういう夜行列車や連絡船の接続を見込んだダイヤが組まれていたから、一番列車が午前2時、3時なんていうのはざらだった。「予約制」の夜行高速バスが流行りの今からしてみたら、夜更けにふらりと一番列車で移動出来たなんて、なんてうらやましい時代だったことか。

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