(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

2001年5月の3064レ(もしくは、うろ覚え多所につき間違いは改めて)

2015年05月08日 | ★★★┃ ロ┃ED75総合 |★★★
 「こんどはハラマキの重連ですかw」と思った方もいらっしゃるだろう。
 確かにその通りで、普通はこんな(ryだけれど、数多の「ハラマキ」の内、不遇な終わり方をした2両が手に手をとってというと話は別。
 前機1030+次ソ1005の3064レ。2001年5月1日撮影。
 この頃は両機とも現役バリバリで、原色や土崎赤のナナゴを狙ってた人間からは強か憎まれ口を叩かれていた。尤も後年、次ソの1005は大宮車両所を出てきた時点で両エンドのHゴムが「パンダ」になってたり、前機の1030は2エンドのナンバーの一部が脱落したりしてネタにされたりしたから、当時の「ハラマキ」の中では憎めない存在だった。


 だが、この両機の最後は残念なものだった。
 1005は2003年初夏に故障を発症して運用から外された。1036が休車になったのと大体同時期のことだったように思う。大宮を2000年に出てきてまだまだこれからなのに、何で突然休車…と思って観察してみると、台車の上辺りの台枠から機械油が滲んで黒くなっていた。どうやら台枠不良を起こしたらしかった。
 仙貨の留置線に暫く置かれた後は陸前山王の使わなくなったヤードに97、1036らの休車群に加わり、数年後郡山車両所で重機の露と果てた。
 余談だが大宮車両所を「パンダ」で出場したのには1011もいたが、こちらは2006年6月に自区内で車両衝突事故を起こして廃車になっている。
 一方1030は1005が"落ちた"後も2005年夏までは活躍していた。
 その頃、郡山車両所で車体更新を受けた1000番台が、1028を皮切りに次々と全検を受けに大宮車両所入りして、大宮式"赤2号"主体の新更新色に変わって出場してくる。
 1030の次番1031も2004年秋に運用を一旦離れて翌2005年1月に大宮入りして、4月に新更新色で仙貨に戻ってきて戦列に復帰したし、その前後には1021、1006、1016、1020、1008、1027…が全検で大宮車両所に向かっている。
 しかし1030は全検を受けられるような状態ではなかったのか、休車のまま2006年初頭に検査期限切れを迎え、結果として郡山車両所の車体更新色で残っていたナナゴで唯一、1005と同じような時期に重機の露と果ててしまった。
 JR貨物に継承されたED75達には、上記の2両よりも不運な最後を迎えたのも多い。撮って残したかどうかは別になる、というかあまり撮ってなくて残念だった思い出が強いが、取り分け、あの当時はまだまだ活躍するんだろうな…と眺めていただけに、この2両のエピソードは特に印象が深いのがあった。

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