ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2017/08/27 「ワンダーウーマン」

2017-08-27 00:00:00 | 日記
「ワンダーウーマン」

 バットマン対スーパーマンで、
第3のキャラとして登場したワンダーウーマンを主役にしたシリーズ第1弾。
かつてリンダ・カーター主演でTVシリーズ化され、
由美かおるが吹き替えたなんて事もありました。
この映画版では、ワイルドスピードのガル・ガドットが演ずる事に。
バットマン対スーパーマン登場時のむちむち感と、
何か元気の出る音楽が気になって(本作でも同じ曲が登場)見る事にしました。
この後、アベンジャーズの向こうを張って、
フラッシュとかアクアマンやらが集まるらしいけど、
単発で見る許容範囲はワンダーウーマンまでかな。

ダイアナ・プリンス 後のワンダーウーマン(ガル・ガドット)
スティーブ・トレバー大尉 米軍(クリス・パイン)
ヒッポリタ女王 ダイアナの母
アンティオペ将軍 女王の妹(ロビン・ライト)
エッタ スティーブの秘書
チャーリー スティーブの仲間。スナイパー
サミーア スティーブの仲間
酋長 スティーブの仲間
パトリック・モーガン卿 スティーブの理解者
ルーデンドルフ総監 独軍
イサベル・マル博士 毒ガスの権威

起:ダイアナは女ばかりのアマゾン族で育つ。
承:独軍の毒ガス計画を知り、戦う事を決意。
転:黒幕は因縁のある軍神アレスだった。
結:ダイアナはアレスを倒す。

①ブルースから届いた写真を見たダイアナは昔を思い出す。

 時は現代。
ダイアナの所へ、超人連合を組む事になったブルース・ウェインから手紙が届く。
そこには写真が入ってて、1910年代の物なのだが、
今と変わらぬ若さのダイアナが写っていたのだ。
写真については、また今度聞きたいとするブルース。
ただし、本作にはブルースは出てこない。
スーサイド・スクワッドには出てたのにね。
写真を見たダイアナは、昔を思い出して懐かしむ。

②アマゾネスの島で育ったダイアナは、兵士として戦う事を望む。
彼女たちの島は、ゼウスが軍神アレスと戦う為に作ったとされてきた。

 ダイアナと彼女の部族はどこかにある孤島に暮らしていた。
彼女たちはアマゾン族と言う女しかいない部族で、
ダイアナだけが子供で、後は大人なのだ。
やがてダイアナも成長して大人ばかりになるとは、ちょっと不思議な感じ。
実はこの島には由来があった。
ギリシャ神話のゼウスは、息子アレスが軍神と呼ばれる暴れん坊で手を焼く様に。
そこでゼウスは、アレスを倒す為にこの島を作ったのだ。
ダイアナは他の連中の様に戦士になりたがり、
叔母であるアンティオペ将軍は彼女を鍛えようとする。
母であるヒッポリタ女王は、島に脅威などないと、ダイアナが戦士になる事に否定的。
だが、最終的には訓練を受ける事を認める。

③不時着した米軍スティーブを助ける。追ってきた独軍を倒すが、叔母が犠牲に。

 成長したダイアナは訓練でなかなか力を発揮できないでいたが、
手をクロスすると衝撃波みたいなのが出て、
アンティオペ将軍を吹き飛ばし、周囲を驚かせる。
どうやら、彼女は部族の中でも特殊な能力を持っている様だ。
そんな中、近くの海に飛行機が墜落するのを目撃。
ダイアナは海に飛び込んで、乗っていたスティーブ・トレバー大尉を助ける。
男を見た事がなく、知識では知っていたダイアナは、あなたは男ねと話しかける。
そうは見えない?と答えるスティーブ。
だが、彼を追って独軍が迫っていた。
島の周囲はバリアみたいなのもので囲まれていて、目で見ると見えない。
キングコングの新作でも同様の仕掛けがあったが、
あちらは周囲が常に嵐に囲まれてたので、
発見されない理由としてはまあまあ説得力があった。
こちらは中が見えないだけで、偶然そこへ来ると通過できてしまうのだ。
何やら敵が来たとあって、アンティオペ将軍率いるアマゾネス軍団が集結。
激しい戦闘の末、何とか独軍を全滅させるが、アンティオペも犠牲となってしまう。

④スティーブから、世界は第一次大戦中で独軍が毒ガスを作り出したと知る。
ダイアナはアレスの仕業と信じ、戦う事を決意。

 アマゾン族はスティーブを捕らえる。
戦いの最中、彼は味方のような動きはしたものの、着ている服は独軍の軍服だからだ。
そこでスティーブは英軍兵士で、独軍に潜入していたと語る。
外の世界は第一次世界大戦中で、独軍の敗色濃厚なのだが、
ルーデンドルフ総監と手下のマル博士が毒ガスを開発したのを察知。
それが危険な代物だと気付き、脱出して報告しようとしたが、
独軍に追われて、この島にたどり着いたのだ。
スティーブの話を聞いたダイアナは、その総監こそアレスに違いないと確信。
母ヒッポリタ女王はアレスなどいないと言うが、ダイアナは聞く耳を持たない。
最高の戦士の為の盾と鞭をこっそり持ち出して出かけようとする。
それを見つけた母は、最後にはダイアナの意思を尊重して行かせる事に。
だが、島には二度と戻れないと告げる。
いやいや、スティーブと同じコースで来れるでしょと言う気はするが。

⑤スティーブと共にロンドンへ。
だが、休戦交渉の真っ最中で、上官らは報告を取り合わない。

 ダイアナとスティーブは小舟で移動する事に。
寒いからくっついて寝ようなんて話になり、スティーブは躊躇。
男を見た事なかったダイアナも、男女の営みは知ってて、
恋に落ちる事なんてないから大丈夫などと言う。
で、ダイアナが目覚めると、ロンドンに到着。
一晩で着くような距離って事になりますな。
イメージ的には太平洋とかの孤島って感じだったけど、
地中海にある島と言う設定だそうです。
でも一晩でロンドンに行くのは無理だと思う。
何週間もかかったら、戦争終わっちゃうけどね。
ロンドンに到着すると、スティーブはエッタと言う秘書の女性に合流。
ダイアナに英国女性ぽい衣装を調達する。
これでは動きづらい等と不満を漏らし、剣は手放さなかったりするが。
途中で強盗みたいな連中に襲われ、スティーブが任せとけと言うが、
ダイアナの方が強いとわかって、後は任せる形に。
英軍の本部を訪れたスティーブは、毒ガスの件を報告。
だが上層部は、独国との休戦交渉中にいざこざを起こしたくない。
ダイアナが対応の必要性を訴えるが、
この時代の会議の場に女性が入る事はなく、何をこざかしい事をと取り合われない。

⑥モーガン卿が支援し、スティーブの戦友たちと戦う事に。

 やむなくスティーブは戦友を集めて、命令無視で動く事を計画。
上層部の中でもモーガン卿だけはひそかに支援する称して資金援助する。

⑦独軍の大軍をダイアナ一人で蹴散らす。

 ダイアナとスティーブらは、独軍が占領している町へ。
そこでは連合軍が戦っていたが、
独軍の戦力が勝っていて、身動きが取れない状態にあった。
スティーブもこれはあかんと諦めるが、納得いかないダイアナは単身立ち向かう。
当然、独軍の激しい攻撃を受けるが、
ダイアナは腕輪で弾丸をはじき、襲い掛かる兵士たちをバッタバッタと倒す無双ぶり。
これに奮起した連合軍側も立ち上がり、一気に優勢に。
だが、時計台みたいなところから、独軍のスナイパーが狙い撃ちに。
これには攻勢に転じかけた連合軍側も後ずさり。
スティーブらは壊れたドアを持ち上げ、
ダイアナはこれを踏み台に、マリオの様にピョーンとジャンプ。
時計台に乗り込んでスナイパーを倒す。
これで独軍が全滅し、捕らわれていた町の人々を開放。
ダイアナとスティーブらは、勝利を祝って記念撮影する。
この時の写真が、冒頭に出てきた写真と言う訳。
バットマン対スーパーマンにも出てきたね。
ダイアナとスティーブにラブなシーンもあった気がします。

⑧独軍は休戦交渉を進めるが、そうはさせじと博士と総監は毒ガスで邪魔者を倒す。

 一方、独軍幹部も勝ち目ないと、休戦交渉を進める方向でいた。
だが、毒ガスを使いたいマル博士は、ただ1人戦争を続けたい総督を味方につける。
ひそかに自前のガス(毒でない)を吸わせ、総督はおかげで怪力になる。
総督とマル博士は幹部の会議場を襲撃。毒ガスとガスマスク投げ込む。
苦しむ幹部たちはガスマスクを奪い合うが、実はこのガスはガスマスクも効果なく、
その様子を見てマル博士らはあざ笑うのだった。

⑨独軍の毒ガス弾で村が全滅。作戦を重視するスティーブとダイアナが対立。

 総督の軍隊はミサイルで付近の村を攻撃。村を全滅させてしまう。
これにショックを受けたダイアナは、総督を倒そうと気色ばむ。
だがスティーブは作戦優先だと言って、総督の攻撃を後回しにしようとする。
この溝は埋まらず、スティーブらとダイアナは別行動をとる事となる。

⑩アレスと信じた独軍総監と対決。これを倒す。

 独軍基地では、毒ガスを大量にばらまくべく輸送機の準備をしていた。
監視塔みたいな小屋に侵入したダイアナは総監と対面。
怪力の総監だが、ダイアナにはかなわず倒される。

⑪独軍は作戦をやめず失望。実はモーガン卿こそアレスだと気付く。
ダイアナはアレスと戦うが歯が立たない。

 総監がアレスだと信じていたダイアナは、
彼を倒しても独軍が作戦をやめないのに困惑する。
アレスなんていないのかと思いかけた頃になって、その前にモーガン卿が現れる。
モーガン卿こそアレスだったのだ。
彼は、マル博士や総監にひそかにヒントを与えて、
自分の都合の良いように行動させていたのだ。
さすがのダイアナもアレスには歯が立たない。

⑫スティーブは毒ガスを廃棄する為、身を犠牲にする。

 その頃、スティーブらは独軍の輸送機を奪う事に成功。
だが、爆発は止められず、このままでは毒ガスがばらまかれてしまう。
スティーブは身を犠牲に輸送機を飛ばし、上空で爆発。
これによって毒ガスは無害になるが、
スティーブが犠牲になったと気付いたダイアナはショックを受ける。
(輸送機に乗ってる事も知らないはずだけどね)

⑬怒りが頂点に達したダイアナは、凄いパワーでアレスを倒す。

 怒りが頂点に達したダイアナは、凄いパワーを発揮してアレスに反撃。
たちまち弱るアレスに対して、
上空を飛びながらスペシューム光線みたいなのを出して撃破。アレスを倒してしまう。

⑭終戦を迎え、スティーブへの想いを懐かしむダイアナ。

 独軍の抵抗もなくなり、第一次大戦は終結。
(マル博士も戦いの最中に倒されたらしい。
彼女のマスクが砕けて口が裂けてるのがあらわになるシーンはありました。
実験でそうなったって事っすよね)
戦死者の写真が貼られた壁を見たダイアナは、
生き延びた仲間と共にスティーブの死への悲しみを新たにする。
そして現在。久しぶりに写真を見たダイアナは、
スティーブとの想い出を懐かしむのだった。
(て言うか、第二次大戦を止める為には活躍しなかったのかな)

 と言う訳で、冒頭は現代で、バットマン対スーパーマンの直後くらいが描かれる。
バットマンことブルース・ウェイン(本作は手紙が登場するのみ)は、
1910年代においてもダイアナ・プリンスが今と同じ若さだったと気付いたのだ。
実は。。と、彼女の誕生秘話が描かれると言う訳。
ダイアナは、霧で隠された孤島で暮らしていた。
そのトリックはキングコングと一緒だが、かの作品が嵐で守られていたのに対し、
本作の島は偶然そこへ行けば割に簡単に入れる。
ダイアナがアマゾネスで、歳をとらないのは何となく知ってたんだけど、
最近設定が追加され、ゼウスが軍神アレスに戦う為に生み出した存在と言う事に。
神様の類いの戦いと言う事で、若干空々しい気もする。
そんな中、クリス・パイン扮するスティーブ・トレバー大尉が不時着。
彼から、世界は第一次世界大戦の真っ最中だと知らされる。
戦争を止めるべくダイアナはスティーブと共に欧州へ。
敗色濃厚な独軍は休戦交渉を進めていたが、
そうはさせじと毒ガスを開発する科学者とその上官が暗躍。
ダイアナはこの上官こそアレスだと言い出す。
独軍相手に一人でばったばったと倒す無双ぶりを発揮し、
例の曲が流れるあたりはかなり面白い。
だが終盤になって、本当にアレスがいるとわかると、
マイティ・ソーを見てたんかと感じる違和感が。
さらにスティーブがまさかの犠牲に。
まあ、ダイアナは100年後も活躍せねばならないので、
何らかの形でスティーブには死んでもらわねばならず、仕方ないのかなと言う印象。
ダイアナの無双ぶりは面白かったので、出来ればその路線を維持してほしかった。
神様とかを持ち出すのではなく、何か知らんけどアマゾネスだから不老不死で、
何か知らんけどアマゾネスだから無敵って事で良かったと思うが。
アベンジャーズ系みたいに、他のキャラが助けに来たりしないのは好感が持てる。
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2017/08/27 ツイン・ピークス The Return「第6章」

2017-08-27 00:00:00 | 日記
ツイン・ピークス The Return「第6章」ダギーの奇妙な行動は周囲を困惑させる。

クーパー捜査官 (カイル・マクラクラン)
ゴードン・コール FBI(デビッド・リンチ)
アルバート FBI(ミゲル・ファラー)
ダギーの妻 (ナオミ・ワッツ)
ダギーの息子 (エクスタントの人工知能)

起:ダギーと呼ばれるクーパーは、妻を困惑させる。
承:クーパーは何かの絵を描く。
転:少年が車にはねられる。
結:アイスピックの男が女を刺殺する。

 ダギーと呼ばれるクーパーは、なかなか帰宅できずに妻を困惑させる。
妻はダギーが借金を抱えていると知るが、もう関わらないと言い放つ。
 クーパーは赤い部屋を見て、書類に何かの絵を描き始める。
 少年が車にはねられる事故が発生。
作業員の男は、現場から黄色い何かが空へ飛び去るのを目撃する。
 クーパーの写真にアイスピックを刺していた男は、女を刺殺する。
 保安官はロッカーの裏に隠されたメモを発見する。

 と言う訳で、シリーズ第6話。
相変わらず、様子のおかしいクーパーがダギーだと思われるシーンが続く一方
何やら意味不明のシーンがあちこちで展開。
少年が車に轢かれるシーンなんて重要そうだけど
それさえも何を意味するのか分からない。
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2017/08/27 「サルベーション」

2017-08-27 00:00:00 | 日記
「サルベーション」

ダン カリスマ伝道師(ピアース・ブロスナン)
カール ダンの信者
グウェン カールの妻。ダンの熱狂的な信者(ジェニファー・コネリー)
ポール・ブレイロック教授 無神論者(エド・ハリス)
アンジー カールの娘
ジム・ハント グウェンの父
ハニー 警備員(マリサ・トメイ)
ジェリー ダンの手下
ホルヘ ダンと取引しようとする男

起:カールは伝道師ダンによる殺人を目撃。
承:カールは殺人犯の濡れ衣を着せられ、真相を明かそうと奮戦する。
転:ダンを脅そうとする別の連中が現れる。
結:ダンが何やら改心し、カールは信者の妻と離婚する。

 カールは妻グウェンが熱狂的な信者である伝道師ダンの討論会に参加。
終了後に相談ごとを持ち掛けるが、
ダンとポールの討論は続き、思わずダンはポールを撃ってしまう。
ダンは自殺として処理すると言うが、カールは動揺する。
 カールは、ポールが生きており昏睡状態と知る。
だが、ジェリーと言う男から、カールが撃った事になっていると聞かされる。
ショックを受けたカールはジェリーを殴り倒して、病院の前に置き去りにしてしまう。
 グウェンに真相を伝えるが、ダンを妄信する彼女は信用しない。
カールは警備員ハニーに協力を求めるが、監視カメラにも事件の証拠は映っていない。
ジェリーが改ざんしたのかも知れない。
ハニーはカールをかくまうが、
グウェンはカールの浮気を疑い、さらに彼が犯人と知って怒り出す。
 カールはホルヘと言う人物に会う。
ホルヘはダンが撃った証拠の映像を持っているが、
これで利用してダンと組みたいと考えていた。
だが、ホルヘの提案はこじれ、彼は誤ってダンを刺してしまう。
ホルヘの屋敷を抜け出したカールは車を見つけるが、中には血だらけのダンが。
ダンは天使に触発されたと言い出して、2年の刑に処せられる。
カールはグウェンと離婚し、ハニーと再婚した。

 と言う訳で、ピアース・ブロスナンが出てるブラックコメディ。
ブロスナンは主人公ではなく、サスペンスとかでもない。
ブロスナンは怪しげな伝道師。
主人公カールの妻ジェニファー・コネリーがブロスナンの熱狂的な信者。
ある時、ブロスナンが無神論者のエド・ハリス教授を射殺。
カールにその罪をなすりつけようとする。
カールは妻に真相を伝えるが、ブロスナンがそんな事する訳ないと信じない。
コメディとして面白いかと言うと微妙な展開。
ジェニファーのような「熱狂的な信者」が改心する展開だったら
それなりの痛快感があるのだが、そうはならない。
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