２０２２／０９／２２ ＣＳＩ：１３ 科学捜査班「怯えた花」

ＣＳＩ：１３　科学捜査班「怯えた花」 イベント会場で、少女が射殺される。

ＤＢラッセル　類まれな直感力（テッド・ダンソン）
ジュリー　頼れる姉貴分（エリザベス・シュー）
ニック　ムードメイカー
グレッグ　今やナンバーワン
ホッジス　シニカルな分析官
サラ　強さと繊細さを合わせ持つ才女
ロビンス医師
モーガン　ロスから来た新メンバー。エクリーの娘

ローサ　犠牲者
ハシンタ　ローサの妹
アマンダ　現場にいた女医
フローレス　姉妹の父親
ルイス　家畜運搬の男
エレーナ　ルイスの姪
モレノ刑事　死んだ悪徳刑事ベガの義理の息子

起：イベント会場で、少女が射殺される。
承：一緒にいた妹が保護されるが、虐待を受けていたとわかる。
転：人身売買が疑われる。
結：虐待していたのは父親だった。

　イベント会場で少女が射殺された。
犠牲者の腕には捕まれた痕跡があり、爪ははがれている。
イベント参加者の情報では、連れの少女がいたようだ。
落ちていたサンダルには珍しいキノコが付着しており、
いた場所を特定できるかも知れない。

　現場には亜酸化窒素のタンクが残されていた。被弾して吹き飛んだようだ。
負傷者の手当てをする女性アマンダは、現場にいたが犯行は見ていないと言う。
　検死の結果、犠牲者には長期間監禁されていたらしき床ずれや、
手枷の痕跡が確認される。
性的拘束されていたのかも知れない。
　イベントの映像を確認するグレッグは、風船を膨らませていたアマンダに気付く。
アマンダは撃たれた少女を助けようとしていた。
アマンダの本職は医師で、風船を膨らませる為に亜酸化窒素を使ったと認める。
違法なので、犠牲者を助けようとした事を隠していたのだ。
　そしてアマンダは、連れの少女を保護したと明かす。
少女の手足にもあざがあり、言葉は通じないようだ。
モーガンは何とかＤＮＡを採取するが、
少女が舌を切られていると気付いてショックを受ける。
　少女は外科手術ではなく、ペンチか何かで舌を切られたようだ。
しゃべれないのは舌のせいだ。
少女は性的虐待を受けていないが、犯人を目撃している。
犠牲者の方が年上で、少女をかばっていたようだ。

　ホッジスがサンダルに付着したキノコを分析。
タングステンも見付かり、鉱山付近を捜索する事に。
　ニックがキノコを発見。近くには少女たちのものらしき足跡もあった。
無線チップが落ちており、タイヤ痕も見付かる。
家畜を運ぶトラックが事故を起こし、そのスキに少女たちは逃げ出したのだ。
家畜トラックのリストを入手し、運転手オリバーを特定する。
　モーガンは少女に筆談できないか試みる。
少女は花の絵を描くが、それが何を意味するかはわからない。
　少女たちは血縁関係で、姉妹だとわかる。
小さい頃に誘拐され、その為に字が書けないのだろうか。
母親が娘たちを連れて家出し、母親とははぐれたと判明。
母親に捨てられたのかも知れない。
それで人身売買業者に捕まったのだが、父親とは何回も接触しているとわかる。
　父親フローレスがかけつける。
娘ハシンタとは１１年ぶりの再会で、大人になった姿を見てショックを受ける。
　オリバーを捕まえる。
そのトラックには別の娘エレーナもいたが、
彼女はオリバーのいとこで、彼をいい人だと言う。
姉妹が乗っている事は知らなかったが、オリバーが助けたようだ。
エレーナによると、他の車がトラックに幅寄せしてきて、接触したと言う。

　オリバーは、男が幅寄せし、脅されて銃を奪われたと言う。
オリバーの服から化学物質を検出。空調システムで使われるものだ。
フローレスは空調システムの仕事をしていた。
モーガンは、ハシンタがフローレスの付き添いで退院したと知って慌てる。
　フローレスは姉妹を長年虐待していた。
オリバーから監禁場所を聞き出そうとするが、有力な情報は得られない。
一方でモーガンは、ハシンタが描いたのは花ではないと気付く。
近くに風力発電の風車があるのだ。
　フローレスはトレーラーハウスで、ハシンタを焼き殺そうとしていた。
警察が包囲し、フローレスを逮捕。
フローレスが火を着けるが、モーガンらがハシンタを救出する。
　母親が逃げたと言うのはフローレスの嘘で、彼女は姉妹を助けようとしたのだ。
モーガンは、ハシンタにもう自由だと告げるのだった。

　と言う訳で、シーズン第３話。
イベント会場で、少女が射殺される。
人身売買が疑われ、その線で物語が展開するが
実は組織的なものではなくて、虐待親の話だった。
少女が虐待された事にショックを受け、モーガンが熱くなるエピソード。
冒頭でサラが電話するシーンがあって、グリッソムの留守電音声がちらっと聞こえる。