グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

国勢調査結果に思う

2011年07月03日 | 日記
つい先日平成22年実施国勢調査の集計結果が公表された。
わが国の総人口はここ5年ほぼ横ばいだが65歳以上は14.1%増(構成比23.1%)、15歳未満は4.1%減(構成比13.2%)と差は開く一方だ。
構成比23.1%は世界で最も高い水準になりどこにもお手本のない社会システム作りが試されている。
やはり働けるうちは働くという仕組みが重要だが必ずしも現況はまだ改善の余地アリアリだろう。
さらに気になるのは独居世帯の急増だ。
若者の一人暮らしはまだしも65歳以上の一人暮らし(458万世帯)は何らかの地域としてのケアが不可欠と思われるが現状はどの程度満足されているのだろうか。
「終わり良ければ全てよし」
人生も晩年の幸不幸で一生が決まる。
政府は震災復旧問題でそれどころではないかもしれないが高齢化問題も決して軽んじてはいけない。