グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

書籍販売最前線の変化

2011年07月19日 | 日記
最近本屋に行って気になっているというか不思議に思っていることがある。
それは売り場内にソファとか椅子を配置し立ち読み(この場合は座って読むから座り読みというべきか?)を容認していることだ。
一昔前は「立ち読みお断り」の貼紙などがあって専ら排除のスタンスだったがいつの頃からか風向きが変わってきた。
もちろん客サイドからすれば歓迎すべきことだが店舗の採算面からしたらどうなのかという気がしてしまうのだ。
統計によれば全国の書店店舗数は減り続けているが販売フロア面積は拡大傾向にあるとのことだ。
つまり駅前商店街にある家族経営の書店の廃業とSC内にある大規模店舗の増加、大規模化が同時に進んでいるのである。
いうまでもなく街の本屋は規模の大小に関わらず書籍の電子化・ネット販売化という大きな波が押し寄せている。
果たして10年後、20年後の本屋というのはどんな姿になっているのだろうか。