大相撲人気の行く末を考える

きのう始まった大相撲名古屋場所の初日の客の入りはキャパシティの69％だったそうだが見た目もう少し低いように感じた。
平日ならともかく初日があれでは昔を知るファンや関係者は寂しさを禁じ得ないだろう。
果たして大相撲人気はこれからどんなトレンドを辿るのだろうか。
往年の人気を取り戻すためには角界の完全浄化（野球賭博、八百長相撲、薬物、黒い交際との訣別など）は当然だが加えてライバル関係を伴った日本人力士の台頭が欠かせないと思う。
仮にも「国技」を標榜するのであれば日本人が主役であるべきで今の横綱・大関の顔ぶれは違和感を感じざるを得ない。
部屋を預る親方衆はもっと日本人新弟子のリクルートに注力したらどうか。
協会の旧弊除去も必要かもしれない。
「最近の若者はハダカ稼業を忌避する傾向がある」とも聞くがこれが大勢だとすればなかなか即効薬は見当たらない。
もしそうであれば残念ながら大相撲は世に言う衰退ビジネスの一つかもしれない・・・。