グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

中途半端な原発再開統一方針

2011年07月12日 | 日記
昨日経産相、原発相、官房長官三者会談後の統一見解が公表されたがどうにも話にならない。
先週金曜日の会談で結論が出ず一寸嫌な感じを持ったのだが結果は心配した通りだった。
安全テストが再開可否の判断材料になるようだがその中味や実施スケジュールが白紙では今後の電力供給イメージが全く描けない。
これでは産業界が怒るのも無理はないだろう。
このコラムで政府・経産省は原発再開の条件と現時点での評価結果を明らかにしもし足らない部分があれば「何時までに○○を」との条件付きで再開を認可したらどうかと主張してきたがきのうの見解は具体性がまるでない。
安全テスト項目が詰めきれていなければせめてその線表だけでも提示すべきだった。
今のままでは「当面再開の見通しはない」といっているのと同じである。