先日、友人に会った時に「この本読む・・・・・」と見せられた。
今はパッチワークも中途だし、吊るし飾りにも手を出しているし少しどうしようと迷いはあったが、
タイトルが面白くてすぐにでも読めそうなので借りた。
十数ページ読むとこの急速な「文明の進歩」・・・
こんな文章が新幹線開通以来50年、事故は一度も起きていない。スピードを上げる事に熱中しているが、進歩というものは「人間の暮らしの向上」に必要なのだが、もう十分に向上しているのでは?
私達夫婦も時折そんな会話になることがリニア新幹線東京~大阪間が1時間弱、これって必要?そこまでしなくても。
耳が聞こえ難くなったり、突然膝から力が抜けるなど、医者に言わせると「老化」だとか
あるある私の年齢でも言われますよ。
私達が子供の頃は日が暮れて外へ出る事は殆どなかったと言うよりは親に叱られた。今は?子供の事故が増えていませんか?危険性から言うと昔より現在の方が大きいのではないだろうか。親達ももっと注意して欲しいかな。
こんな事もTVの音声と映像がずれているのでTVを買った古い付き合いの電気店に電話をすると
メーカーに連絡、本社から青年が来てリモコンをチョコチョコを触りずれが直ったのだが修理出張費で4,500円請求された。昔ならまずは電気店が来て先に調べてくれたであろうと掲載。
まだまだある、最近多くなった花粉症。
昔は日本人の腸内には回虫などの寄生虫がたいていた。現在の人はこんな事知らないであろう、私が小学校の頃は学校で検便検査をしていたのだ。検査の結果で虫のいた人は虫下しと言って薬を配布。しかし、この寄生虫がいたお陰で花粉症が起こらないと書かれていた。なんか良い事のようでもある。
ハナタレ坊主と言う言葉もよく耳にした時代。男の子だけではない幼少の頃は毛糸のセーター袖口がカバカバにこれは鼻水を拭いたせいである。今は鼻水を出している子などいない。
これは栄養との関係があるようだ。
90才を超える佐藤先生の愉快なエピソードが綴られています。
昔と今、私はここに掲載されている佐藤先生に近い世代でなので言っている事がよく分かりました。