Haste not, Rest not

二度と返ってこない今の自分の気持ちを積み重ねる部屋。

ええ、ぐちですとも。

2018-05-02 07:37:44 | 日記
数日前、突然主人が3日は休みが取れたとか言い出したので母に駅まで迎えに行くとメール。主人はよかれと思ったのだろうけれど、そのことで娘以外の全員が気を使うということがわからんか…世間様はそれを優しさという。優しさって何。結局はどんな優しさもされる側にとってみたらそれは拷問かもしれないわけで。いや、今回のことが拷問だって言ってるわけじゃないです。その気持ちに感謝はしています。そういう気持ちがある人だから結婚したいと思ったのだし。でも優しさって何。はいそうです、要は私が母に日常のたわいもないのことを愚痴る時間が減ったことを愚痴っているだけです。でもね、気兼ねなく主人の愚痴を言える母との時間って貴重なんですよ。他人は他人の愚痴を聞きたくないもんなので他人にはそうそう愚痴れないし。普段電話する時間もないしお金も勿体ないし。まぁでも娘も言葉がわかるようになってきたから控えないとね…。愚痴ったところで、母には、でもさぁ、しょうがないよねぇ、うちのお父さんに比べたらさ、って言われるのが関の山だとわかっていても、気兼ねなく一回吐き出さないと自分の今の幸せってやつを見つめ直せないんです。そうやって、一回リセットする作業って、大事なんです、って話です。

ビスコ事件

2018-05-02 00:04:00 | マタニティ・育児
娘のビスコとの出会いは数ヶ月前。
週末、職場に用があり、パパと車で行った時に
何故だか忘れたけれど、となりのスーパーで購入。
多分娘がぐずったか何かだろう…。
チャイルドシートに乗るのを嫌がる娘。
ビスコと引き換えにチャイルドシートに座り、
彼女は初めてのビスコをたいそう気に入ったらしく、
とても美味しそうに食べていた。
だって美味しいもんねビスコ。

そういうわけで、
たぶん娘にとってビスコは、
チャイルドシートに乗った時に貰えるご褒美、
みたいになっていたのだろう。

それからというもの、
ビスコはチャイルドシートに座った時だけ与えていた。
数回に分けて一箱食べ終え、
その後ビスコを買うことはなかった。

しかし、その日。
いつものスーパーで娘は偶然ビスコを見つけてしまった。
娘は棚からビスコの箱を取り、カゴに入れた。
ちなみに、最近娘は商品をカゴに入れること自体をしたがる。
お買い物のお手伝いのつもりでいるらしいが、
時折どさくさに紛れて自分が欲しいものを入れる。
前にも、娘がアンパンマンのパンをカゴに入れたことがあって、
その時は娘が見ていない間にそっと棚に戻し、
その後も娘が気づくことはなかった。
なので、今回もそうっとビスコを棚に戻した。

それからしばらくかかって買い物を終え、車に戻る。
珍しく娘が、自分からチャイルドシートに乗った。
褒めてほしいらしく、こういうことは時々ある。
しかし、その日は違った…
「ビスケット!」と言い出したのだ。
間違いなくビスコのことを言っている…
わかっていながらも、しらばっくれてリュックに入れて置いた別のビスケットを見せてみる。
案の定、「チガーウ!コレジャナイ!」と怒る。
やはりダメか…ならコレなら、と、
大好きなアンパンマンビスケットを出してみる。
普段ならこれでOKしてくれる娘だが、
この日の彼女は違った。
2回も違うものを出されたもんだから、
怒りに拍車がかかる。
しかし、買ってないのだからあるわけがない。
娘は、カゴに入れたのだから買ったのだと思っている。

ちなみに、買ったものをカゴから袋に入れる時も娘は手伝ったが、その時は何も言っていなかった。
てっきり忘れてくれたと思っていたのに…。
きっとチャイルドシートを見てビスコを思い出したのだろう…
まさにパブロフの犬。

しかし、買っていないものは出せない。
ごめんね、買ってないの、棚に戻しちゃったの、だからビスコはないの、と説明するも、当然それで納得するわけがなく。

次の瞬間から、娘のこの上ない怒りに満ちた大号泣の訴えが始まった。
「ない、ジャナーーーーイ!」
「あるでしょ!あるでしょ!!」
「ビスケット、あるでしょォォォオ!!!」
トランクに乗せた買い物バッグの中を自らの目で確かめようと、
チャイルドシートから降りようとする娘。
しかしもちろんベルトをロックした後なので、抜け出せるはずもなく。
それでも必死でベルトを身体に食い込ませながら立ち上がろうとするのであった。
説明を繰り返すも、娘には響かず…
パイパイ飲む?と聞くも、そんなので誤魔化すなァ!と言わんばかりで泣き叫び続ける娘。
さすがに可哀想になったのと同時に、
ビスコで必死に泣いて訴える姿が可愛くて笑ってしまった私。
しかし娘にとっては笑い事ではないので、
私の笑う姿を見てさらに怒る悪循環…

しかしさすがにしばらくすると泣き疲れたのか、
パイパイのむ、と言って、しかしまた泣く。
チャイルドシートから降ろすと、諦めきれずに
トランクを覗き込むもバッグには届かず断念。
娘のあまりの怒りの強さと悲しみの深さに圧倒された我々は、
騙したことを反省し、途中コンビニとスーパー寄るも、まさかのビスコなし!
ビスコ置いてない店があるなんて!!
結局、娘のパイパイを飲みながらのふて寝落ちで、事件は幕を閉じたのであった。



あれから数日、現時点では娘からビスコについての発言は聞かれていない。
しかし、次に車に乗るときに、彼女は必ずや思い出すだろう…
そしてまた悲しみに暮れるに違いない。
果たして、ビスコを買っておいてあげた方がいいものだろうか。
あなたなら、どうする?←いいから買っといてやれよ

〜Fin.〜