松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

ここは小倉

2010-08-10 23:27:46 | 販売奮闘日記
今日は北九州市で開催された「ヨーロッパ販路開拓セミナー」というものに参加してきました。

講師の方からどうやってヨーロッパに販路を拡大していくべきかという道筋がレクチャーされました。基本的には海外ではまず見本市に出展すべきということで、様々な事例を紹介してもらい、とても興味深い話を聞くことができました。

セミナー後の個人面談で「和ろうそく」のヨーロッパにおける可能性について講師の高田公平氏に質問すると、答えは一言。

「和ろうそくの可能性は、ないですね。」

が~~ん。

いくらヨーロッパがキャンドル文化といっても、今はLEDの時代です。日常生活においてキャンドルの需要自体が減ってきています。

日本人が感じるような和ろうそくに対するワビ・サビや抹香的な雰囲気というのを、ヨーロッパ人は全く理解しないからと言われました。

「色をつけてラベンダーの香りでもつけるとか。」

和ろうそくにラベンダーかよ…orz

以前、外国人からの意見で、櫨蝋の微妙なウグイス色を「汚い」と言われたことがありましたが、やはり高田氏も「汚いといって片づけられるでしょう。」という意見でした。

私に言わせれば、櫨蝋の色を汚いと言うのは、自然の草木の色を汚いと言うのと同じだと思うんですがね。


セミナーのあったAIMビル。不思議なデザインです。


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