松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

道の駅くるめでお盆のアナウンス

2011-08-14 22:10:07 | 販売奮闘日記
12日から道の駅くるめで筑後の国モダン展に参加しています。

思い返せば三年前、和ろうそくを販売し始めた頃は、お盆だろうがお彼岸だろうが櫨紅葉だろうが、季節に関係なく売れてませんでした。

もちろん今でもお盆だからといって和ろうそくが格別売れてるわけじゃないんですが、少なくともお盆に灯してもらおうという目的ははっきりしています。

和ろうそくは置物ではありません。灯さなければ、その価値はわからないのです。なんとしてでも灯してもらいたい。そのためにはお盆は一番良い季節です。

そこで、お盆の時期に道の駅くるめに、なみなみたる決意を秘めて出店しました。

しかし展示販売する道の駅くるめの交流室は、マーケットから一度外に出なければならず、外から部屋の中が見えず入りにくいという、集客にはかなり不利な場所です。

熱い期待にも関わらず、初日はほとんど人が部屋に入ってきてくれず、誰も和ろうそくに興味を示してくれません。私は指をくわえて人々がドアの向こうを通り過ぎるのを眺めていました。

気は焦るだけで、疲れてあきらめかけた時、館内アナウンスが聞こえました。

アナウンスです。

こういう買い物する場所では、アナウンスが効果的なのでは?

普通のアナウンスではせいぜい二、三行の短いものですが、これをあえて長く言い続けることで、耳へ刺激させるのです。道の駅くるめ近くの櫨並木という観光地を生かして、うまく櫨の和ろうそくと絡めて人々の脳に訴えかける作戦はどうでしょう?

私は原稿を書き始め、アナウンスを始めました。最初は数行ほどのアナウンスでしたが、何度も原稿を書き直し、一緒に出店している餃子の湖月さんや、けいちゃんの八女茶を含めると、だんだん原稿が長くなり、最終的にはA4一枚の文章になり、5分以上マイクを握って熱弁をふるうことになりました。

果たして効果は?

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