7日から始まった耳納学園展示即売会(場所・ゆめタウン久留米)も今日までです。
画像は実演中の机の上。
私が和ろうそくの芯引き実演をしていると、お客さんが寄ってきてじっと見つめながら
「コレ、何ですか?」と聞きます。
「灯芯草っていうイグサです。畳イグサと同じ仲間なんですよ。」
そんな会話から和ろうそくの話が始まります。
「このスポンジみたいな髄が、畳イグサにも全部入っているんです。畳の場合は湿気を吸い取るんですが、こうやって和ろうそくの芯に使うと、蝋をグッと吸い込んでくれるんです。」
とまあ、こんな感じで繰り返しお客さんとお話ししていきますが、みんな年配の方も、キラキラした目で見てくれるので、結構やりがいのある実演です。
どちらかといえば、若い人よりも年配の人の方がへぇ~~っという好奇心のキラキラ度は高く、若い人の方がぼーっとした感じを受けます。
若い人の方が同じモノを見ても感性が鋭いような気がするのに、なぜでしょうね?
私はたぶん、年配の方の昔の記憶がフラッシュバックしてるんじゃないかと思います。昔懐かしい作業を見ることによって、自分が経験してきた田舎の風景とかを自分の脳内で探っているような表情になるわけです。、
それって脳が活発に動いているってことなんでしょうかね。