10月3日(月)、ポリングの「妖しくない聖母子像」に対面した次の日のことでした。 アウグスブルクからランツベルク・アム・レヒ(レヒ川のランツベルクの意)までは40分足らずのところでした。ロマンティック街道に位置するランツベルクを最初に訪れようと思ったのは2019年のことでした。この時は他の訪問都市との兼ね合いで残念ながら見送らざるを得ませんでした。
今回どうしても行きたかったのは、ここに後期ゴシック彫刻家の先駆け、ハンス・ムルチャーの聖母子像があるからです。この聖母子像はバクサンドールを初めとして数多くのドイツ語文献に掲載されているのです。その重要性についてはこれからの研究になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/0e/8fbe8d4bd1aa19bce85b3a1a261f0a8e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/30/78125aafa7f4ff0387ef4713aa418ec1.jpg)
この日は曇り空で雨でも降るのではないかという日和でした。たぶん普段よりもレヒ川の水量は多かったのでしょう。
比較的たやすくマリア被昇天教区教会に辿り着きました。教会内は何処も収穫祭のためか野菜や花で美しく飾られて華やかです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/6d/ae1b177a28e379593e3bdbff0d8a0232.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/c4/ebafd5116d1df1d1390a6985e3906813.jpg)
お目当ての聖母子像は内陣深く、左側の壁面にありました。普段からそうなのでしょうか、綱が張ってあって内陣には近づけません。画像を大きくして遠目からシャッターを切りました。間近に鑑賞できない無念さはありましたが、やっと会えたという歓びのほうが勝っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/d3/7509a9c46b3152fbbfdd49868d79b81b.jpg)
この日はもう一箇所訪問の予定がありました。ランツベルクからアウグスブルクを通り越してドナウ・ヴェルトに向かいました。ここもやはりロマンティック街道の町です。近くを流れるのはもちろんドナウ川です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/18/6a01d67fbca1b0a146989ffff3484104.jpg)
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マリア大聖堂にはグレゴール・エーアハルトの「秘跡室の彫刻飾り」があります。写真集第Ⅴ巻所収のグレゴールのカタログに掲載されています。
肝腎の下部の彫刻部分が頑丈に鉄柵で保護されていて、判然としませんでした。
この日のトランクを置いての「遠足」は気楽で、充実感がありました。
今回どうしても行きたかったのは、ここに後期ゴシック彫刻家の先駆け、ハンス・ムルチャーの聖母子像があるからです。この聖母子像はバクサンドールを初めとして数多くのドイツ語文献に掲載されているのです。その重要性についてはこれからの研究になります。
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この日は曇り空で雨でも降るのではないかという日和でした。たぶん普段よりもレヒ川の水量は多かったのでしょう。
比較的たやすくマリア被昇天教区教会に辿り着きました。教会内は何処も収穫祭のためか野菜や花で美しく飾られて華やかです。
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お目当ての聖母子像は内陣深く、左側の壁面にありました。普段からそうなのでしょうか、綱が張ってあって内陣には近づけません。画像を大きくして遠目からシャッターを切りました。間近に鑑賞できない無念さはありましたが、やっと会えたという歓びのほうが勝っていました。
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この日はもう一箇所訪問の予定がありました。ランツベルクからアウグスブルクを通り越してドナウ・ヴェルトに向かいました。ここもやはりロマンティック街道の町です。近くを流れるのはもちろんドナウ川です。
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マリア大聖堂にはグレゴール・エーアハルトの「秘跡室の彫刻飾り」があります。写真集第Ⅴ巻所収のグレゴールのカタログに掲載されています。
肝腎の下部の彫刻部分が頑丈に鉄柵で保護されていて、判然としませんでした。
この日のトランクを置いての「遠足」は気楽で、充実感がありました。