
写真は城跡公園の池周辺。やや大雑把で気品がないようにも思うが もともとはお城
のお濠であり 当時の財政事情も考慮すると止むを得ない。ただ いつも今時期 みず
みずしい木々の葉っぱがさわやかな初夏を思わせる景観に感じ入り あぁ~ここで一句
ひねり出せる能力があったらなぁと溜息するアングルなのである。
ほぼ物心付いた頃からの変わらない風景に安堵感または安定感が強く湧く。一方 ど
っこいヨレヨレしながらも長らく生きている当方の変化の著しいことよ。
最近 駐車場に車を止めて所用を終えて戻ると 愛車が擦られて深い傷を負っていた。
警官がすでにお二人立って待っていたが こちらは未経験のこと故 たいへん動転して
しまった。
つらつら思えば 今年に入ってから 度々身の回りで騒動が続いているのに いまこ
ろ気づいた。夫々には関連性はないのだが 自分へのこれまでの幸運の風はすっかり止
んだのかなぁ?と 思うのであった。
今年の新緑は ことのほか眩しい。そんな・・気がするのだった。(見納めか?)
「まざまざと夢の逃げゆく若葉かな:寺田寅彦」