日を追うごとに寒さが増している。今年は 御山の初冠雪は10/17。約10日後の28日
には この辺一帯の上空の雲は消え 放射冷却でかなり冷えこみ初霜となった。御山
が丸見えで姿を出し かなり久々な感じのお出ましなので 気持ちが落ち着かない。
遠目ながら 雲の流れの証拠が山肌に見ることができる。雲は御山の西から東に向
かっただろう移動痕跡を残すように 雪の濃さが違う。恐ろしいほどの寒さと厳かなる
空間が思い浮かび 背筋にブルっと来るのであった。
ついこの間までのセリフがすっかり反転し「寒いのはヤダなぁ~」の いつもの愚
痴の繰り返しの毎日となり ひとり苦笑するしかないのであった。
「雪嶺のひとたび暮れて顕(あら)はるる:森澄雄」