
単純ではなかった。生半可にお祭り気分で かねてからの疑問もあり 関連する講座を受講。祭りと地域共同体とは…盛岡の夏祭りで踊る「さんさ踊り」って そもそもなんだろう?と思ったのが浅はかな動機。聴いてみると かなり奥が深い。
踊念仏をベースとした「祈り」の伝統舞で…能の舞も底流にあり 美しい足拍子と踏み込み 早いテンポが特徴らしい。特に岩手の民俗芸能は 地域性もあり 質も量も全国随一豊富だという。なにしろ今回の流派だけで 33種の踊り方(素人には見分けがつかない)があるそうです。
とんだ世界を覗き込もうとしたもんだ。…と 講義を受けてから 改めて動画を見ると 動きと囃子のあまりの美しさに感動したのでした。
いままで なんとな~く 焦点も定めないで綿あめ喰いながら…みたいに見ていたのが ほんとに残念に思いました。
参考動画では 輪踊りの中心にいる人が 一八[いっぱち]の役の人で いわゆる師匠格の先導者兼指揮者。(同時に催眠術師的?)踊り手の五色の帯は魔除け 笠は妻折れ笠に蓮華の花…なそうで…薀蓄は まだまだ続くのですが…ややこしいので省略します。
テンポを遅くすれば 佐渡おけさ にも似て見えますが…は~て?です。
ご参考までに・・・ 「三本柳さんさ踊り」の動画は下記へアクセス。
https://www.youtube.com/watch?v=0xmrbyc5jx8
「豆腐屋が寄付を集めに秋祭:阿部みどり女」