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賢治さんシリーズ思い付き②…自分が持っている復刻版の賢治手帳には 雨にも負けずの詩の中に 「ヒドリノヒハナミダヲナガシ」と カタカナの縦書きで 二文字目は確かに「ド」とメモされています。
しかし 古典的な指摘事項ながら 和文に(訳)した文章は 「日照りの時は涙を流し」…となっている。
賢治さんが37歳で亡くなる約二年前に手帳に覚書され 死後に世に出た有名な詩ですが 自分にとっては どのようにして「雨にも負けず」の姿勢を維持していくのか そのために何を学ぶかが肝心なことと思っています。
勝手流では 日取り…と変換するのが 自身の現状や今の日本社会の混乱を重ねても 一番しっくりできるのだが こうしてたまたま涙する賢治さんにばったり出会うと またまた先々の見通しが解らなくなり ただただ ウロウロ歩きまわるしかないのであった。
「北窓を開け父の顔母の顔:阿波野青畝」
参考=青空文庫:
https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/45630_23908.html