
盛岡藩主南部家の向鶴(対い鶴に九曜の紋)で 嘴の形状は阿吽を表現(微妙?)している。縁起の良い家紋入りの上品な提灯。
・・・それはそれとして・・・新品のようで爽やかではあるが…色のせいか?なんとな~く重みを感じない。ん?提灯は この辺ではどこで作ってるんかな?・・・と調べると な~るほど~ 今や大概のものはネットで手に入れられる時代になっているのですね。(お金を出せば・・・ですが)
スマホさえあれば お誕生日会のお祝い用具も 隅々まで気配りの行き届いた品物をセットにして(お金があれば・・・) すぐ手に入れられる・・・のである。
なんとな~く 深みがないように感じてしまうのは 古い人間だからか?・・・時代が か?時代は か?…を 混乱しているが すべて変えてしまった。
ある音楽家が 現代人は音楽をフレーズだけ聞いて メロディを聴かなくなった・・・
と嘆いて?いたが ネットは 産業革命以来の変化を人間社会にもたらしている・・・かの様相である。
「初鐘や提灯ともる楼の上:荒川笋荘」