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発表では先月の28日(日)が今冬の初冠雪だったが ずっと雲が低く垂れこめていたのと カッと晴れると仕事が入ったりで ようやく中途半端なグレーに満ちた写真が撮れた。
最低気温も ほぼ日々摂氏5度を割っており 「冬がきた~!」「短い秋だったね~!」などの声が行き交う今日この頃。
四季の均等な循環は 北緯(南緯)30度~40度の間あたりの地域に限られていて 日本の歳時記の季語も それに応じている…と 本に書いてあった。道理で…この辺は北緯40度に近いのだから…ずれて当然。
大雑把に 中間付近をとると 東京・名古屋・京都・大阪の緯度は ほぼほぼ 同一の帯の中にある。
ということは…あんまり季語と体感の相関にこだわることはなく この瞬間の気候を掴む日々の姿勢こそ…大切なのだろう。…ただ蛇足ながら 地球温暖化傾向は そのうち季語辞典にも影響を及ぼすのでは?と…頭の中は さらにまた 横道に逸れるのでありました。
「初冬のこころに保つ色や何:原コウ子」