街角風景～櫻の下にて

　入学後の野外でのオリエンテーションなのだろうか？この辺で記念写真を一枚…と云った模様。
若者たちは　どこまでも屈託なく　元気一杯の雰囲気がビシビシ伝わってくる。便乗してこちらも写真一枚拝借。挨拶がわりに　ピースサインを遠慮がち送ったら…思いっ切り何倍ものRE:があった。
元気が湧いてきました　ありがとう。いつか　どこかで　きっと　元気のお返しができるよう…と思いつつ　あわててシャッターを切ったが…ブレてしもた。ゴメン。。

「うらゝかに何不安なき日の如し：石塚友二」

街角風景～杏子の花

　　英名Apricotというらしいけれど…記憶は遠くの彼方で微かに…そうかPC用語のアプリとごちゃごちゃになってる。
  どうも最近ほとんどがカタカナ単語しかも略語化していて　カタカナ氾濫社会から遠ざかりたい感じでいます。サボって語源を確認しないうえ　味もそっけもないので記銘録できなし…
などと　可憐に咲いたアンズの花にこぼしても仕方がないのは　重々解りつつ…
ラジオから次々流れる　嫌なニュースをボーッと聞き流しながら…果実の甘酸っぱい味は　いつの頃からか　すっかり忘れているなぁ…と我が感性と日本の文化荒廃に溜息。

「御仏の眉ゆるやかに花杏：永方裕子」

街角風景～エドヒガン

　桜咲く…の街のウワサ。昼の休み時間に走る。それらしき見知らぬ同士らもﾄﾞｻﾄﾞｻ前傾姿勢で小走り。
「咲きましたかね～？」「咲いてるらしいです～ょ～　ﾊ～ﾊ～」
「今日見ておかないとネ～　モ～いつ観れるか　ﾃﾞｽﾓﾉ～ｳ」
…目指すものは『石割桜』　希望や願いや祈りや好奇心や…それぞれの心の中は解らないけれど…だいたいは枝の下に立ち寡黙にしばらく見上げる一人観桜会。
桜の生命力と巨岩の造形の絶妙な景色は　何と表現すればよいのやら…。

「人はみななにかにはげみ初桜：深見けん二」

街角風景～ヒメコブシの花

　一日おきに雨が降っている今日この頃。昨日の朝は雨　庭のヒメコブシが咲いていた。待てよ　確か遠い昔　そう教えられたハズだけれど…。
また間違うとマズイので　樹木図鑑で調べると　シデコブシ（幣拳）が全国区での名称で　ヒメコブシは別名でした。花弁が12～18枚…などとある。やっぱり思い込みはあぶない　根気よく丁寧に何度でも調べてみることが大事なのであ～る。認めたくないけれど…○○…だから。
本日　快晴写真日和…ｶﾞﾝﾊﾞﾛｳ。


「わが山河まだ見尽くさず花辛夷：相馬遷子」

街角風景～こぶし咲く

　関東では降雪があったようですが　北の方面では一気に多くの木々の開花で浮き足立っています。昨日は街なかの「石割桜」開花の情報があって　こちらの予想はおおはずれとなり　おおあわて。
近傍で　これは完全に開花の「辛夷」を確認しました。
北からの風が強くても　今年も頑張ってよく咲いてくれました。…この書籍を読めば　あの書籍は読めなくなる　人生は短いのだ…という格言は　実に的を得ています。

「みな指になり風つかむ花辛夷：林　翔」