wowow のドラマは重厚で、時に重苦しいほどのものがある。いくつもwowow物をみたが、中でも 「特捜」がリアルで重かった。特捜とは政界、経済界などの巨悪を捜査する検事集団である。副部長が鬼塚。三浦友和。吉岡秀隆は平の織田検事を演じている。主人公だ。豪腕で自分が作り上げたストーリーどおりに捜査をしていく鬼塚のやり方に疑問を感じる織田検事。この東京地検には司法記者のクラブもある。
大日本建設からの贈収賄事件。収賄側は、県知事であるが、たどっていけば民自党の幹事長にまでいけると鬼塚は描いている。
彼はバラまき公共工事にはよく思っていない。織田検事の父親は代議士の秘書で、鬼塚らに逮捕され、のち自殺していた。
鬼塚が描くストーリーで捜査は進んでいくが、犠牲者が出始める。
ストーリーを紹介してもしかたがないのだが、検事集団、司法記者クラブ、警察、政界の描写が妙にリアルだった。突っ込みどころもいっぱいあったが、小沢一郎もやられかかった特捜部の内部が覗けたような気がした。wowowは中学生や高校生では好まれないような大人のドラマを作るのである。
で、三浦友和はよい役者になった。山口百恵の相手役で、吉永小百合の浜田光夫のようなものだった。いろいろな役をした。吉永小百合を犯す悪役もした。「アウトレージ」ではヤクザもした。
この検事役もはまっていた。厳しい、真剣な上司である。もう30年以上も三浦友和の推移を見ているように思う。りっぱな俳優になったと思う。
大日本建設からの贈収賄事件。収賄側は、県知事であるが、たどっていけば民自党の幹事長にまでいけると鬼塚は描いている。
彼はバラまき公共工事にはよく思っていない。織田検事の父親は代議士の秘書で、鬼塚らに逮捕され、のち自殺していた。
鬼塚が描くストーリーで捜査は進んでいくが、犠牲者が出始める。
ストーリーを紹介してもしかたがないのだが、検事集団、司法記者クラブ、警察、政界の描写が妙にリアルだった。突っ込みどころもいっぱいあったが、小沢一郎もやられかかった特捜部の内部が覗けたような気がした。wowowは中学生や高校生では好まれないような大人のドラマを作るのである。
で、三浦友和はよい役者になった。山口百恵の相手役で、吉永小百合の浜田光夫のようなものだった。いろいろな役をした。吉永小百合を犯す悪役もした。「アウトレージ」ではヤクザもした。
この検事役もはまっていた。厳しい、真剣な上司である。もう30年以上も三浦友和の推移を見ているように思う。りっぱな俳優になったと思う。