25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

事実の歴史

2019年08月07日 | 社会・経済・政治

 従軍慰安婦も南京虐殺もあったあきらかなことで、疑う余地もない証拠の記録や証言も残っている。それをないことにする。ないことにすれば日本帝国軍兵士が汚れた、不名誉な軍人とならないから、という理由にもならない理由で「なかったことにする」幼稚な政治家や賛同者。名古屋市長の河村たかしも大阪市長の松井一郎も「ひるおび」の八代英輝も「日本軍の兵士」(吉田裕著)くらい読んでから物を言えよ、ちょっとは勉強しろよ、と言いたい。

 

 ところで日本人も大虐殺された。各地での空襲で。広島と長崎の原子力爆弾で。これほどひどい大虐殺に、日本列島人は怒らなかった。怒るための、武器も食糧も、燃料もなかっただろうし、第3、第4の都市が破壊され、人々は殺されただろう。アメリカ軍は空襲が大好きで、爆弾をボコボコ落とすのだ。ヴェトナムはそれに抗戦し耐え忍んだ。アフガニスタン、イラクでも空爆だった。

 外国になんどもやられる歴史をもつ国家なら、「恨」の感情も経験が多いだろうが、なにせ初めて大虐殺されたことがピンと来ないほど、慣れていなかったのだろう。

 河村や松井、ならびにネトウヨたちは一部日本人を美化し、勇敢な兵士たちで、卑怯なことはするはずなく清廉で潔白と思いたがり、それを後世に伝えたいのだろう。

 だんだんと正体が見えてくる。テレビで口当たりのよいことを言っていても、何か事が起こると、自由を潰す側にまわる。ぼくは呆れている。

 

 

 



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1 コメント

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Unknown (お花畑脳必死だな)
2021-04-30 05:44:08
南京大虐殺や慰安婦や徴用工が存在していたなんて、後だしじゃんけんの既成事実で歴史捏造主義の妄想でしかないわけなんだよなあ。
慰安婦の記憶遺産は凍結しているなんてざまあみろですな(藁)
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