google の商売の仕方はなんとなくそうなっていったのか、予めの構想があったのか、その知恵には驚くことばかりだ。ぼくは今年、それを体験した。スマホやタブレット、PCをもっている人は Googleを無料で使っている。Google は広告で収入を得ている。検索エンジン、マップ、GPS機能、Youtube、翻訳機能も有り難く使っている。スマホやタブレットで使えるアプリを作り、売ろうと思うと、Google はアプリを作るプログラミングソフトを無料で公開している。仮にそれが完成すると、次は登録となる。登録料は2000円ほどである。登録までの手続きもぼくですらできるのだから、誰でもできるということだ。この先にGoogle は大きな網を仕掛けている。作ったアプリは売りたいものだ。だから、売りたい国別に翻訳してくれる。これも無料だ。さてこれで世界各国のGoogleで売れると思うと大間違いである。
そこにはアプリを閲覧してもらい、選択してもらうための方法がいる。そのためにGoogle はGoogle アドセンスという網を用意している。ここがお金を儲けるところなのだ。つまりアプリの広告である。このアドセンスが検索エンジンでホームページやYoutubeを見るときでもかならず広告が出てくるが、これはアドセンスがやっている。便利な、またはおもしろいアプリを作らせておいて、迷路のようなところを歩いていくと、ここから先はお金の世界である。世界中にパッとひろげるにはそれなりの資金がいるということだ。売上からの10%を取り。各国でのアプリ広告料が必要となる、
よく、まあ、こんなビジネスモデルを作ったものだ。この産業はサービス業ではなく、人間が介在してこない広告業の4次産業化である。
日本の企業でこの発想をもつ企業はなかった。
今年一年を振り返れば、この事実を体験したことは大きかった。この世界がわかったのだった。
一年の前半は民泊の手続きがあった。後半はアプリのことが仕事を占めた。すると過去に作った語学用のテキストと音声、教授法が再活用できる可能性がでてきた。すると、これは来年の話になるが、これまでにプロデュースしてきた音楽CDやボディーチューニングやエステ関係の本質的な身体論、マッサージ動画、講習会動画、創作エッセンシャルオイル、創作CD立て、創作マグネット、対葉豆茶、銀のアロマペンダント、銀の万華鏡ペンダントがあることに気がついた。これをひとまとめにしてホームページにしておくか、とひとつの資産形成をしておこうと考えたのである。土地家屋の資産は下がっても、この衰退する日本の中で生きてきた中で作り上げた資産である。この点では不動産とはちがうITは大きな可能性を開いた。
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賀状は22年前にやめました。よいお年をお迎えください。