小池都知事誕生から今日まで、トランプ大統領の誕生。金正男暗殺と北朝鮮、これに森友学園の国有地払い下げ問題に絡む日本会議、その最高顧問である安倍首相。
中でもトランプ大統領誕生の影響がヨーロッパに飛び火し、EUがどうなっていくのか、イスラエルとパレスチナ問題にどう対応するのか、またマスコミの排除も懸念である。
週に一度週刊誌を読む。週刊4社は確実に60代以上の講読者を意識して編集されている。「現代」と「ポスト」は医学と健康問題とセックスを必ず扱い、当然、小池都知事、トランプ大統領、安倍首相に関する記事も編集材料にする。「文春」「新潮」は芸能人スクープと小池都知事とからめて石原慎太郎元都知事記事を扱う。
ぼくらは一票分の立場から、高見のの見物とはいかず、低見の見物、週刊誌、TV情報番組見である。
東芝の問題も扱われる。黒字部門を売ってしまったあとに残るもは大赤字を出す原子力部門である。原子力の維持管理と廃棄処理の研究をとりやめるわけにはいかない。最終的には政府が買うことになるのだろうか。
「慢性的な暗い憂鬱の中から小説を----」と芥川賞をとった又吉が言っていた。ぼくは過去のトラウマからでてくるような、つまり不健康から生まれる小説だけがすぐれた小説だと思っていない。光の中から生まれる小説があってほしい、むしろそっちの方を好むのだが、ほとんどないのが現状である。
村上春樹の「騎士団殺し」が書店で平積みされていた。一時の興奮期が過ぎたら読もうと思う。発売前から百万部を越えて印刷するというのだから、すごい人気である。確かに「1Q84」は作者の言う総合小説といっても頷ける面白く、気持ちよく、不可解で、スリリングで、純愛の、殺し屋の話だった。宗教も絡めていた。
村上春樹の作品はやっぱり短編小説がよい、という今のところのぼくの感想はまだ変わらない。
なんだか様々なことが入り乱れて情報が入ってくる。庭の花木はちょっとづつ成長しているのがよくわかる。三日後くらいには木蓮が咲きそうである。
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