25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

カサゴ釣り 過去にない成功

2015年04月28日 | 日記

 ガシ、一般にはカサゴという根魚。これが美味しい。この辺のスーパーでは小さなカサゴが3匹一パックで売っているがずいぶんと高い。気軽にいけるところで、カサゴが釣れないものか、ずっと思っていた。それが今日当たったのである。昨日いった松本に、今日狙いを定めて
いったのだった。娘たちはアサリとりの潮干狩り。その間に、僕はカサゴを狙いに行った。スーパーに生のイワシがなかったので、カツオの切り身を餌用に刻み、いざ出陣した。
ちょっと危ない丸太の渡しがあって、用心して渡った。
 第一投目で、ガツガツときて、びっくりしたが瞬時に喜びに変わったのだった。20センチはあるカサゴである。気分よくして、要領も得たような気になった、また同じところを狙った。するとそこではもうアタリはない。別の石と石の間を狙って、竿をだす。するとまたヒット。一時間ほどで釣ったのは12匹。
 Mくんに電話報告すると、「穴に一匹だけですから、全部穴にいるのを釣ってしまってはだめですよ。10匹釣ったら3匹はリリースしたら、そこに居付くようになるので。20センチのガシだったら5年物くらいじゃないですか」
 僕は、穴にいるカサゴを釣ってしまうと別のカサゴが来て住み着くのだと思っていた。

 自分だけが知る穴場はないものかと常日頃から思っていた。11月のハゼ釣り。春から夏のカサゴ釣り。危ない磯物は止めたので、もうあと残るはアジかキスくらいしかない。尾鷲はメバルが少ない。ヒラメもありかもしれない。ヒラメの穴場も知りたいものだ。僕の知り合いはマゴチとヒラメを船でいってよく釣ってくる。きっと堤防あたりの潮通しのよいところにはいるはずだ。 

ウキウキした日だった。釣りはあらゆることを忘れさせてくれるし、食べるのも楽しみである。
 また日の光を浴びたので、ほどよく疲れた。娘たちは潮が悪く、アサリはあまりとれなかったらしい。滅多にない経験を久しぶりにした。一度イガミをホイホイ釣ったことがある。父が生きていたころのことだ。二人であまりにも釣りすぎて、市場に揚げたことがあった。正月前の寒い日だった。



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