25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

ガラパゴス化

2019年07月05日 | 社会・経済・政治
無事ソニーCDリピーターを落札した。これで事務所にある音源を再生できることになる。今、アプリを開発していることは小出しにしながら細君にも伝えている。
 昨日、ポツッと細君が「ガラパゴス化してなけりゃいいけど」。ギクッとした。

 よくバリ島に通っていた時期、バリ島では日本のNTTドコモなどの携帯電話は使われないのである。これだけ機能が豊富で便利だと思うが、みな「ノキア」の携帯を使う。とてもシンプルで料金をチャージすれば、どこにでも電話ができる。NTTのはできない。

 NTTのものは機能が多すぎて、バリ島の人にはそこまで必要がないのである。したがってこういうのを「ガラパゴス化」という。いいものであっても売れるわけではない。ぼくが目指している語学学習やカラオケ練習のアプリも現在すでにあるもので十分なのかもしれない。自分で「たいしたもんだろ」と思っているばかりで、もうNHKのものや、ボイスレコーダーについているもので上等だよ、と思うかもしれない。

 そう言われればそうだ。しばらく考えた。長い歳月をかけて地味に使われていってくれればいいくらいに考え、戦略を立てないと。

 いいものが売れずに埋没していく例をいくつも知っている。22年前ドローンの始まりみたいなのを作った四日市だったか桑名だったかの男性はどうしていることだろう。彼は空飛ぶドローンのようなもので農薬を撒くのに開発して新技術創造法に認定された。その会社が今も存在し、ドローンに発展していったのか知らない。当時は売れなかったという記憶がある。

 埋もれてしまっているアイデアや商品はいっぱいあって、お宝再発見みたいなテレビ番組やポータルサイトなどがあればいいのかもしれない。きっといっぱい出てくると思う。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿