25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

想定外のことが起きる

2019年07月03日 | 社会・経済・政治
 壁にひとつ落書きがあると、いつの間にか落書きが多くなる。公園に一匹犬を捨てればやがて野犬でいっぱいになる。
 我が貸別荘の障子に穴が一つあけば次々と穴があく。あくびは伝染するのと同じだ。人間にはこの性質があるから悩ましい。

 それで、去年、障子を厚手のものに張り替えた。すると、破ってしまうことがなくなった。ことしも破れなく健在なである。

 人が多く泊まれば何が起こるのか。予想もつかないことが起きる。去年は居間と隣部屋の障子4枚が外されていた。どうして外したのかわからない。そして元に戻そうとしたら戻らなかった。わけがわからなくなって、シルバーセンターにお願いした、
 今日は居間のベランダ側の厚いサッシの戸が閉まらない。いつもはするするっと動く。力いっぱいに押すと動くのである。だれがどうしたのか。どうしたらこうなるのかわからない。
 6人くらいまでなら、このようなことは起こらない。8人以上になると要注意なのである。リーダーや責任者の統率も効かないのだろう。
 会社で部下に目配りができるのは6人までだと聞いたことがある。
 予期せぬことが起こるのも、人数の多さによる連鎖で起こるのだ。

 この8月すでに予約で満員札止めである。若い人たちは曽根町でさえ、ネットで探す。旅館や民宿ではグループでくるには値段的にも、空間的、時間的にも制約が多い。貸別荘なら自分たちだけである。食事も自分で作る。BBQならだれでもできる。都会にないものを提供すればいいのである。清々できること。みんなでいつまでも語れること。食べ物、飲み物自由に持ち込めること。
干渉されないこと。海か川か山があること。
 こっちは何が起こるかと心配もある。

 熊野古道を歩きたいというのは外国人。今月はロシアからの4人で三木浦に前泊し、歩いて曽根まできて、翌日歩いて熊野に行くらしい。
 

 
 


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