3381 客先へ値上げ交渉に行って来た。かなり特殊な樹脂で、私が知る限り、インドネシアでは20年以上、輸入して製品化しているのは私だけだ。渡り歩いた何社かで、私だ扱っていた。使用料は月平均250Kgくらいなので、注文は1トンでしている。その前の、その都度、US$でも見積もりをもらう。商社に頼んで、在庫を置いてもらい、そこから、買っている。何か月か先までのフォーキャストを出す。客先からのPOもフォーキャストを付けるようにお願いしてある。
問題は原料の価格で、輸入はUS$でしているので、Rpの価格が毎月変わる、毎月、注文する前のRp価格を示されることになっている。そして、大きな問題は、1トンを輸入してもらうUS$での価格が、次第次第に上がってゆく、10年以上前に比べると、20%ほど上がっている。
この製品、原料が高価だから、原料費の何倍といった、おおざっぱな見積もりは出せない。例えば、200円くらいの原料なら、製品価格を三倍の600円にすれば、おおざっぱに言って、それが、原料費、固定費、利益になる。ところが、例えば2000円する原料を売値を三倍にはできない。簡単に200円の原料と同じ加工賃をとるとしたら、2400円が製品価格になる。それで、見積もって、何年かのちに原料価格が20%上がって2400円になっていたら、原料価格で売る大サービスになってしまう。大赤字になってしまう。ということで、まさか加工賃を400円にするのではなく、800円くらいにして最初の価格にする。それでも、粗利率は少ない。もし、スタートに手間取ったり、途中で不良品が出たりしたら、より高価な原料を使ったことと同じになってしまう。
そして、現在、この仕事、収率100%ならトントンという状態まで原料価格が上がってしまっている。半年ごとに価格を検討するという約束はあるが、既に、一年以上、価格を変えていない。今回、改定をお願いした。
日本からの若者が泊まるアパートをチェックしに行ってきた。閉じてしまったカルフールの裏、チカランバラットインター近くの新築の平べったく見える高層ホテルアパートGreen Palace Residence, Azalea、ここ、案外、交通の便がよさそうだ。リッポチカランの方からやインターを出てからここに入るにはプルタミナ天然ガス採掘場所の方まで行ってUターンしなければならないが、そのほかへ行くとき、帰るとき、遠回りはない。ただし、カルフールが閉じた原因は、リッポチカラン方面からのお客さんが来にくかったからだと思う。それと、何かのついでにという、そういう目的になる場所がないことも、原因でしょう。
彼がしばらく生活するには、適当なサービスと場所だと思う。日本人の管理人とシェフに挨拶されてしまった。共同風呂があるよと言われ、見に行ってみた。いいかもしれない。客を装って、試しに入ってみたいなと思った。
値上 交渉 アパート