2914 私がよく行っていたヌサカンバンガン、今は、近づくこともできなくなっているとか、パシールプティに座礁船が放置されて、もう、8カ月以上過ぎるが。まだ、どうするか,決まっていないそうで、当分、このままになるだろうと言っている。いわゆる、ナルコバ(麻薬)の密輸入船だという。それに関係あるかどうか知らないが、ヌサカンバンガン島が密輸船の上陸に利用されていることが分かって、地元の人間以外は、上陸は勿論、接近することもできなくなっているという。以前、カララピアックから、ボートで、ヌサカンバンガン島の北側の水路を通って、チラチャップに行ったことがあり、その時、往復で、刑務所の200mほど沖を通過し、写真を撮っていた。しかし、今、そのルートには、進入できなくなっているという。
また、ヌサカンバンガンの刑務所から麻薬犯2人が脱走して、今、まだ、捕まっていないという。ジルバブをかぶって女装して抜け出したという。そんなこともあって、厳しくなっているという。
ロブスターを食べに一緒に行って見ようと言ったから、そんな話になった。
8時からチャガールアラムに入った。いつものように、ブンガバンカイを探すためだ。雨季は、ジャングルの中を歩き回るのは難しいうえに、水に弱いラフレシア、期待薄ということは知っているが、とにかく探してみた。やはり、無かった。蕾が一個見つかっただけだった。それにしても、腐ってしまって、金網で保護されている、真っ黒になった花の跡が、結構あって、どうも、それらは、人が摘まんだり、触ったりした形跡があったのは残念、10年ほど前までは、見張り櫓があって、許可された人以外は、ジャングルへ入ることを禁じていた。そのため、見通しが良いように一部、開けた場所を作った。その見通しが良いエリアは今もそのままだだ、櫓は腐って見る影も無くなっている。
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疲れた。いつもと違う場所を4時間かけて散々、探しまくったうえに、一時、何処辺りにいるのか分からなくなって、開けた場所を探し、ジャングルをかき分けながら、登り下りを繰り返したので、足はつるし、腰はガタガタだし、ゲートに戻った時には、歩くのが、立って居るのが、やっとの状態だった。イジェンの時にも、結構まいったが、今回の方が長時間だったので、それ以上に、参った。ここのも、この時期、友人を連れてくることはできない。
シーフード、カンクンは付き物、カカッ メラーのバカール、1,2kg ウダン アッサム マニス 0.5kg チュミチュミ トゥプン ゴレン 0.5kg ご飯やジュースも一緒で、3千円くらい。高くなったものだ。ガイドは、貪るように食べていた。地元にいても、高いから、食べる機会は無いようだ。彼らにとっては、大変なご馳走だ。魚は半分ほどブンクスして、兄弟に上げるのだと持ち帰った。
三日前の日本とは、異次元の世界だ。
ジャングル 疲労困憊 ラフレシア
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