暇人のぼやき

四十路を越えた廃ゲーマーの徒然日記。

最後の手順とささいな小技

2018-08-06 20:58:54 | その他趣味
さて、週明け。
昨日はちょっとしたイベントごとがあって、穏やかなお休みとは行かなかったが、まぁ、それなりにリフレッシュ。
……また1週間頑張っていきましょう。



さて、先週から賑わせているあれこれ。
ボクシング協会の会長さん、あれはなぁ……。反論も破綻してるし、真っ黒だろうなぁ……。
最近スポーツ界でのこういう親玉の不祥事が多すぎ……。

そして、東京医大の頭切り・下駄履かせのやつ。
やったこと自体は許されることじゃないが、言っていることは至極当然だと思うがなぁ。
妊娠しながら外科の激務や救急医療とか出来るわけ無いだろうし、安定した医療の供給という点では仕方がない面はあろう。
だから、最初から合格枠として男○割、女○割と定めとけばいいだけだろうに。
いや、女性が男と同じ内容の業務を確実にこなすというのなら、完全に成績次第でいいとは思うけどね。
患者の移送、僻地勤務、外科、内科、こういった部分が担保されるなら別に男性が少なかろうが何だろうが、気にしないがねー。




さて、先週から引き続き、簡単模型作りですが、とりあえず今回は墨入れを含めたフィニッシュと、ニッパーとヤスリとナイフだけで出来るちょっとした加工と小技について。

まずは、墨入れだが、まぁ、本来はエナメル塗料とかでやるのが昔ながらの手段ではあるものの、エナメルはプラに対してシンナー以上にダメージ与えるし、臭いも多少なりともある。
で、そこで生みだされたのがガンプラマーカー墨入れペン。
素組みというか塗装しないのならこれが一番入手しやすく、確実。

でも、それも買いたくねぇなぁ、日用品から代用したいなぁ、と言う人は、これ。



筆ペン。今回は黒のみだけど、先細の慶弔筆ペンがあるとなおよし。
やり方は簡単。筆ペンで筋の部分をつーっとなぞって、即ティッシュなどで拭き取る。
出来るだけ短い長さで刻むと、確実に拭き取れていい具合。



この写真の継ぎ目やモールドをなぞってやって、拭き取るとこんな感じに。



墨入れは、白く色が出やすい下地にはグレー、赤やグレー、黄色といった明るい色や暖色系には黒、青や黒、濃いグレーといった寒色系、暗い色にはブラウンと使い分けるのが正統派。
白も黒も一緒くたにすると、黒は目立たず、白い部分では目立ちすぎて逆に妙な感じになってしまうので。
墨入れまでするのならその辺を念頭に、色を入れるといい感じ。
ちなみに2Bとかのシャーペンでも出来るので、先端を削って補足して、溝(スジ)をなぞってやろう。
その場合は消しゴムで。

ちなみに拭き取りが綺麗に出来ず汚れた!と言う場合は、800番くらいのヤスリを軽くかけてやれば消せるので慌てず騒がず。
はい、その結果がこんな感じ。まぁ、黒の筆ペンなのであまりうるさくなっても良くないからごく一部分しか入れてないけどねー。

さらにさらに注意点。
ガンプラマーカー、お手軽ツールとしては素晴らしいが、この塗料、アルコールを溶剤としています。
それの何が問題か。今後塗装に手を出そうという人に注意だが、アルコールはアクリル塗料を溶かします。水性だろうが、ラッカーだろうが、塗料だけが溶けます。
なので、塗装してからガンダムマーカーで墨入れじゃぁ!と思っている人は、その考えを遠くに投げ捨てましょう。
基本的には、墨入れペンによる墨入れは、無塗装状態のものにするものだと思ってください。
それ以外の塗料の注意点は、他所でも書かれているが、ラッカーは大抵の塗料の下地に出来るが、逆は駄目。水性塗料はアクリジョン塗料の下地にすると、アクリジョンがひび割れる。エナメル塗料はいずれの塗料も犯すことはないが、プラに直接塗るとプラがダメージを受ける(少量なら大丈夫)。
まぁ、細かいのは別の機会に。



そして、ここからは特殊な工具や技術が無くても簡単にできるディティールアップや可動部分の改良法について。
なんつーか、一応他の模型にも応用できるように、と思ってやっているものの、どうしてもガンプラを使っているせいかそっち方面に偏っている気がして仕方がねぇ……。
まぁ、墨入れまではとにかく、ここから先はガンプラというかメカもの限定の技術だと思いねぇ。

と言うわけで早速。
ガンプラの場合、大抵はフロントスカートは左右で一つのパーツを形成。
これだと、片足上げるだけのポーズなのに、両方ともあがって、なんかかっこわるい。

というわけで、真ん中の接続部分(丸くなっている部分の間)をずっぱし。



これを……



こう。


これで、左右が独立して動くようになる為、ポーズをつけたときに動きが統一されて違和感減。

基本的に、このボール部分がストッパーになる為、パーツが落ちることはないので、安心してばっさりいこう。


そして、二つ目がバーニアをつけるために、つけられたこのピン。



どうしてもバーニア一つ一つを分けて作ると金型とかも大変なので、二つで一つに形成され、バーニアの間に余分な渡り廊下が……。
いや、こんなのはバーニアには必要ねぇ、というわけでこいつもニッパーでばっさり。



あまりニッパーだけでやると小さいパーツなので切断部が荒れて仕方がないので、仕上げはナイフで少しずつそぎ落とす。



で、あとはこのバーニアを位置を合わせて瞬間接着剤でぺたりこ。



ほら、これで余分がなく、すっきりとした仕上がりに。
こんな風に本格的な改造はなくとも、見栄えを良くすることは可能。
まぁ、駆け足だったけど、とりあえず簡単プラモ作りでした。

要はかなりしっかりと作る前提で無い限り、自己満足の範囲ならいくらでも工具の代用は利くというのがわかったね。
今回やってみて俺も驚きだったのは、いろいろ工夫次第でどうとでもなっちゃう道具類だったなぁ、と。
今回の製作では、ニッパーも久しぶりに「普通のニッパー」をつかったし、ゲート処理もナイフに多くを頼む作り方をしたし。
面処理もアイスバーの当て木をつかったし、スジボリをナイフの裏を使うという荒行をしたし。その彫りすぎた穴埋めもしたしw
勉強になったぜ。

次回からは、そうさなぁ。
今回のことで“いかに余剰の出費を抑えつつ模型を作るか”という目標を達成したので、次回からは模型作りに多少はまり込んだばかりの人向けの内容にいくか。
なので、次回は模型作りを続ける、という前提で買っても損はしない工具紹介と、それ相応の作り方について、かな。

でも、やっぱり基本はごちゃごちゃとした細かすぎる作業はしたくない、したくても時間が作れない人間向け。
要は簡単なディティールと部分塗装くらいなもんで。プラ板を切った貼ったして盛大にやらかすことはしない。
というか、その辺まで行くとまだ技術が無いwなので、相も変わらずずぶの初心者として自己満足な模型作りをやっていくぜ。

ちなみに、次の練習キットは決めているんだ。
HGCEのエールストライク。
またガンプラか貴様!という声が聞こえてきそうだが……、こう返しておこう。

「戦闘機だの車だのになったら基本的に塗装したくなっちゃうだろうが!」

これだけの話です。
性として、塗り分けが甘かったり形成色だけで満足がいかない場合は、どうしても塗りたくなっちゃうので使わないの。
というわけで、基本的にはHGクラスのガンプラで行くぜ。


ちなみに新しいキットであれば無調整でここまでの可動域の違いがある。



ポーズは気にすんな。可動範囲の違いを見せるためにちょうどよかっただけだw
ではまた次回。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 削りすぎたら、直せばいい。 | トップ | 少し手を加えて見栄え度を上... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

その他趣味」カテゴリの最新記事