暇人のぼやき

四十路を越えた廃ゲーマーの徒然日記。

慌てず力を入れずやんわりと、これが最初は難しいんだよねぇ。

2018-08-02 21:43:34 | その他趣味
さて、木曜日。
今週は確かボーダーブレイクが発売だっけ。
興味はあるんだけどねぇ。来週にゃ龍が如くがあるし、とりあえずは保留。
龍が如くが終わって、閃4までに時間があればてをだそうかな。




さて、今日からは「エッジ出し」と呼ばれる工程を。
「エッジ出しってなんぞ」という人の為に端的に言うならば、安全性の為に面取りされている“角”の部分から面取り部分を削り落としてしまおうという作業。
何の為に?という疑問に対して答えると、その方が“カッコイイ”から。

はい。今日以降の作業は全て見栄えの為だけの作業です。自分がカッコイイと思う形で仕上げる作業です。
それ以上の意味合いはほぼ無いと言っていい。でも、それ故にひたすら自分の内面と向き合う作業です。言ってしまえば、昨日やったFAGの前髪の彫り込みもその一つ。
あろうがなかろうが問題ない作業だが、あると少しだけ自己満足が得られる。そんな作業。
“綺麗に”というよりも“丁寧に”作業をすればその分満足度や愛着も湧こうってモンです。


というわけで、実際の作業……なのだが、ここでまた問題が。
この練習用GMⅡ、以外とエッジ部分の甘さがない……。
写真で見てわかるか微妙だけど、一応、やる前とやった後の対比がこれ。



わっかんねー。

というわけで、腰のフロントアーマーで急遽やり直してみた。



右側がエッジを出した部分。
少しだけ、角のぼんやりがなくなって陰影が鋭角になっている……と思う。
触ると一発なんだが……二次元には触れないしねぇw

で、実際の作業についてですが、順番としては広い面から順繰りにやっていくのが基本。
そして、作業の際には力を込めず、軽く指を当てる程度の力で面の内側からエッジの外・あるいは平行方向に向かってヤスリ掛けをしていくのが鉄則。
逆方向にかけてしまうと、ヤスリがエッジに引っかかって欠けてしまい、いつまで経っても作業が終わらなくなってしまう。

と言うわけで、この肩パーツの場合アーマー正面及び背面、上面から作業をし、前面と上面間にある斜め部分、そして、最後にサイド側という順序でヤスリをかけていく。

作業の注意点としてはまっすぐなある程度の硬さを持った当て木をして行うこと。
理由としては、面だし作業なので、“面を使って均一にならしていく必要がある”から。
指だとどうしてもその指の当たる「ポイント」でしかヤスリがかからない為、どうしても削りムラが出来てしまうのよ。それに、指を伸ばしてやったとしても、指の柔らかさで逆にエッジが丸まる可能性もあるしね。
なので、当て木は必須。金属ヤスリならなおよし、ということ。
一枚のヤスリでかけてみたらわかるのだが、意外と平面のようでいて平面になりきれないプラモデルのパーツ。

こんな風になる。


これは反射の濃淡でヤスリの当たった部分とそれ以外とがわかりやすいはず。
こいつらをならしていくのも目的の一つ。

力を込めすぎず、やんわりと時間をかけてヤスリ掛け。
そして、角が取れればこれでOK。

本格的にやろうとする人はサーフェイサーと呼ばれる溶きパテの一種をかけて、角が取れているかを確認しながらやるんだけど、ここでやるのはあくまでもそこまで本格的ではない方法。
光に当てて、面に垂直に見たときに全面にヤスリ後が残っていればOKという方法。特にエッジ部分に反射光が異なる部分があればもう少しヤスリ掛けが必要になっているという判断基準。
まぁ、これを見やすくする為のサフなんだけど。

そういった小難しい道具や機材を使わずに、いわば入門者でも揃えるべき道具で出来る範囲というのがここのモットーよな。
今まで使った、ニッパー、接着剤、ヤスリ、ナイフという4種道具が基本。あとは、自身の目と指で確認しながら満足がいけばそれでよし。

……つーても、やり立ての人間はなかなかここまでの作業はしないだろうけど。
とりあえず、大量の道具を集めずとも、ここまで出来るぜ!という挑戦だぁね。
……持ってないわけじゃないのよ?でもね、やはり、道具を揃えている人間が「これを使って、アレを使って」とやると、やはりここから始めようって人は「こんなに道具がいるのならやめておこうかな」って思ってしまうじゃない。
道具を集めるのは作業性や楽しさ向上のためいいことだと思うけど、やはり、調べてみるとそういうところしかない、ってのがハードル高いと思うんだよねぇ。
模型作りってもっと気楽にやっていいものでもあると思うし、やはりそこでハードルを上げてしまうのはもったいない、というところから始まったのがこの企画なのでね。
サフだとか、塗料だとか使う作業は極力省いていく所存。

素組みの墨入れなんて塗料を使わなくてもそれっぽく出来る方法はあるし。
それについても改めて。

次回は……スジ彫りかな?
これについては、新しいラインを入れるとなると別途道具が必要になるので、あくまでもすでに彫られている溝を少し掘って、墨入れをしやすくする作業と割り切りましょ。
一応、道具を使って新しいラインを彫り込むのもやってもいいけど、そうするとガイドテープだのなんだのが必要になるので、趣旨から外れるから別の機会に。




そういえば、今回初めてスジボリ堂の道具を導入しようと、通販を試したのだが……。
その発送元が「美唄」というところ。
おぅ、読めねぇ。沖縄の「為又」並に読めねぇ。(ちなみによみかたは「びいまた」)
調べると「美唄」は「びばい」と読むらしい。
はぁ、日本語ってこういう部分が難しいよねぇ。

それにしても北海道かぁ。工具のお店と言うことで室蘭とかあの辺近くかと思ったら、むしろ富良野とかに近いらしい。意外。
俺の愛用するゴッドハンドは新潟県は三条なので、金属加工が盛んなイメージがあるけどねぇ。(三条は燕と並んで金属加工が盛んな街。洋食器とか有名だよね)
さて、どんなものが届くか、楽しみじゃの。

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