エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

圧倒される縄文後期のストーンサークル・・・金生遺跡その1

2011年02月03日 | 遺跡
金生遺跡は、山梨県北杜市(旧北巨摩郡大泉村谷戸寺金生)にある遺跡であり、国指定の史跡である。
そもそも八ヶ岳一帯には石の文明跡が多数点在するのである。

環状列石と思われる配石が山の中にも点在する。
誰も関心持たないような山の斜面や、あるいは又林の中に石が並んでいたりするのである。



遺跡への入口階段である。
狭い遺跡公園である。



これは全体像である。
右手に竪穴住居跡3棟、その前に環状列石が所狭しと犇(ひし)めいているのである。



遺跡の後方には八ヶ岳。その対面に南アルプスの山並みが連なっている。
八ヶ岳に向かって右手には富士山も聳える。

この遺跡は、実に素敵なロケーションにあるのである。













こうした列石が犇めいているのである。
これは、レプリカではない。
してみると、やはりこの広場で祭祀が行われたのであろうと考えるしかないのである。



この配石の中に、男のシンボルが屹立した石がある。
縄文の時代、例えば土偶が女性をシンボルするのと同じように、シンボルの石を配置することで種の繁栄を願ったのであろうか。





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                     荒野人