この遺跡の近くに「金精軒」という和菓子の老舗があるけれど、この金生遺跡に由来する命名なのであろうか?
金の精力である!とするのだと推測すると、なかなかに面白いのである。
金精軒も信玄餅を売り出している。
信玄餅は桔梗屋だけではないのである。
この本店は、かつての旅籠を改装したものであり、風情がある。
さて金生遺跡に戻ろう。
遺跡の位置関係をもう少し丁寧に、ぼくの写真で紹介したいと思うのである。
写真はすべて、同じ日の午前十一時のものである。
遺跡の背景には、八ヶ岳がある。
八ヶ岳の対面には南アルプスである。
そして、その二つの連峰を差配するように富士山が聳えているのである。
雄大な自然の懐に抱かれて生きた縄文人の美学は素晴らしい。
この金生遺跡が出来上がったころ、気候は寒冷に向かっていたというのであるけれど、逞しく生きていたのであろう。
ここで生殖し、食べ、狩った。
発掘した様々な状況を総合的に判断して、こうした集落であったされるのである。
「豊穣の祈りとくらし」と説明がある下の部分が残されているのである。
祈りとは、種の繁栄である。
男のシンボルが立ちあがっている。
これである。
階段を登りきった場所の両側に二本立ちあがっている。
同じ北杜市にある「井戸尻遺跡」にも同様のシンボルの石柱がある。
昨年の五月にこの井戸尻遺跡を訪問して確認したものである。
馬酔木(あしび)の花が満開の時期であった。
しかも、ここには「火陰」に似た石も置かれている。
なんともセクシュアルな刻み方である。
雨上がりの午後であったけれど、舟形石も置かれている。
水がたまっているけれど、これは間違いなく舟形石である。
環状列石には付き物である。
この八ヶ岳一帯の石の文明が深く広いのだと知れる。
とまれ、こうしたシンボル石は男として「面映ゆい」感じがするのである。
赤面してしまうのであるけれど、古今東西シンボル崇拝は存在し、性交を神聖なものとする精神は正に豊穣なのである。
ここへの行き方は簡単である。
中央高速道路の長坂インターで高速を下りる。
下りてすぐ一般道路に出るので、その道を左折。
高速のトンネルを過ぎて直ぐ左折して道なりに約500メートル進むと、金生遺跡へ左折する案内板がある。
この案内板は注意深く見ないと見過ごしてしまうので要注意!
高速を下りて、約4~5分で到着するのである。
駐車スペースは3台分である。
時間があったら是非行ってみてほしい場所である。
ぼくは時間を見つけて東京都町田市にある「田端遺跡」を訪ねてみたいと思っている。
ここにも、ストーン・サークルのレプリカがあるのである。
オリジナルは、そのレプリカの下に埋まっている。
町田市には、こうした遺跡の文書類はいま無いと言うのである。
町田市教育委員会には、広く紹介する努力をお願い致したいのである。
遺跡は、先人の記録であり生き様である。
にほんブログ村
荒野人
金の精力である!とするのだと推測すると、なかなかに面白いのである。
金精軒も信玄餅を売り出している。
信玄餅は桔梗屋だけではないのである。
この本店は、かつての旅籠を改装したものであり、風情がある。
さて金生遺跡に戻ろう。
遺跡の位置関係をもう少し丁寧に、ぼくの写真で紹介したいと思うのである。
写真はすべて、同じ日の午前十一時のものである。
遺跡の背景には、八ヶ岳がある。
八ヶ岳の対面には南アルプスである。
そして、その二つの連峰を差配するように富士山が聳えているのである。
雄大な自然の懐に抱かれて生きた縄文人の美学は素晴らしい。
この金生遺跡が出来上がったころ、気候は寒冷に向かっていたというのであるけれど、逞しく生きていたのであろう。
ここで生殖し、食べ、狩った。
発掘した様々な状況を総合的に判断して、こうした集落であったされるのである。
「豊穣の祈りとくらし」と説明がある下の部分が残されているのである。
祈りとは、種の繁栄である。
男のシンボルが立ちあがっている。
これである。
階段を登りきった場所の両側に二本立ちあがっている。
同じ北杜市にある「井戸尻遺跡」にも同様のシンボルの石柱がある。
昨年の五月にこの井戸尻遺跡を訪問して確認したものである。
馬酔木(あしび)の花が満開の時期であった。
しかも、ここには「火陰」に似た石も置かれている。
なんともセクシュアルな刻み方である。
雨上がりの午後であったけれど、舟形石も置かれている。
水がたまっているけれど、これは間違いなく舟形石である。
環状列石には付き物である。
この八ヶ岳一帯の石の文明が深く広いのだと知れる。
とまれ、こうしたシンボル石は男として「面映ゆい」感じがするのである。
赤面してしまうのであるけれど、古今東西シンボル崇拝は存在し、性交を神聖なものとする精神は正に豊穣なのである。
ここへの行き方は簡単である。
中央高速道路の長坂インターで高速を下りる。
下りてすぐ一般道路に出るので、その道を左折。
高速のトンネルを過ぎて直ぐ左折して道なりに約500メートル進むと、金生遺跡へ左折する案内板がある。
この案内板は注意深く見ないと見過ごしてしまうので要注意!
高速を下りて、約4~5分で到着するのである。
駐車スペースは3台分である。
時間があったら是非行ってみてほしい場所である。
ぼくは時間を見つけて東京都町田市にある「田端遺跡」を訪ねてみたいと思っている。
ここにも、ストーン・サークルのレプリカがあるのである。
オリジナルは、そのレプリカの下に埋まっている。
町田市には、こうした遺跡の文書類はいま無いと言うのである。
町田市教育委員会には、広く紹介する努力をお願い致したいのである。
遺跡は、先人の記録であり生き様である。
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