エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

圧倒される縄文後期のストーンサークル・・・金生遺跡その2

2011年02月04日 | 遺跡


復元された住居である。
ここは、金生遺跡(キンセイイセキ)である。



内部である。
真中に囲炉裏が切ってある。



上物を取り外すと、こうなっている。



金生遺跡は気候が寒冷化し遺跡数も減る縄文後晩期の遺跡である。
山梨県内でも同時期には集落跡と祭祀施設が複合した遺跡が出現している。



圧倒的な石の文明である。





ここは正に、縄文時代の集落跡や祭祀施設と中世の城館跡や集落跡が複合した遺跡であるのだ。







実に見事な配石であって、現在に生きるぼくたちを圧倒するのである。
そのエネルギーと生き様に対してである。



石の配置はこうした置き方となっている。
どんな現実と対置しつつ石を置いていったのであろうか。

不思議な宇宙観を感じるのである。
縄文人は、ぼくたちのルーツを確実に石組として残したの。

いや丹念に刻んで残したのである。






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                     荒野人