紅葉・・・と付け加えれば、なんでも秋になってしまう。
不思議な言葉の感覚、である。
短い語数で編み上げる、俳句独特の言語感覚である。
今朝は、夜半からの雨が残っている。
薄明の頃は驟雨だったけれど、今はぼんやりとした雨となっている。
それにしても,寒い。
昨日も寒かった。
その分、紅葉が始まっているとも云える。
けれど、昼夜の寒暖差こそが鮮やかな色合いを育むのであって・・・。
昼夜とも寒いのであれば、その原理は適用されもしない。
少し今年の紅葉や黄葉が心配である。
さて柿紅葉、である。
この葉は、小さなちいさな柿の木の葉である。
この模様の不思議さは、何とも云えない。
曰く云い難い,と感じてしまっている。
「だんだらのかくも妖しき柿紅葉」
柿紅葉を、丁寧に拾って帰る。
それは、ぼくだけの秘密の喜びでもある。
このだんだらの模様が、秋を知らせるのである。
荒 野人
不思議な言葉の感覚、である。
短い語数で編み上げる、俳句独特の言語感覚である。
今朝は、夜半からの雨が残っている。
薄明の頃は驟雨だったけれど、今はぼんやりとした雨となっている。
それにしても,寒い。
昨日も寒かった。
その分、紅葉が始まっているとも云える。
けれど、昼夜の寒暖差こそが鮮やかな色合いを育むのであって・・・。
昼夜とも寒いのであれば、その原理は適用されもしない。
少し今年の紅葉や黄葉が心配である。
さて柿紅葉、である。
この葉は、小さなちいさな柿の木の葉である。
この模様の不思議さは、何とも云えない。
曰く云い難い,と感じてしまっている。
「だんだらのかくも妖しき柿紅葉」
柿紅葉を、丁寧に拾って帰る。
それは、ぼくだけの秘密の喜びでもある。
このだんだらの模様が、秋を知らせるのである。
荒 野人