八ヶ岳の麓に、そっと潜んでいる湖がある。
「まるやち湖」である。
この水鏡には、八ヶ岳の全体が映り込む。
月が映り込み、さざ波が風景を揺らす。
「誰知らぬ清らかな湖冬初」
まるやち湖の畔には、慎ましくも心和む道祖神が静かに置いてある。
男女の睦まじい姿が刻まれている。
この場所から、信州・・・とりわけ安曇野あたりまではこの道祖神である。
信濃の冬の厳しさが、睦まじさを求めたのであろう。
人の温もりと伝える道祖神、である。
荒 野人
「まるやち湖」である。
この水鏡には、八ヶ岳の全体が映り込む。
月が映り込み、さざ波が風景を揺らす。
「誰知らぬ清らかな湖冬初」
まるやち湖の畔には、慎ましくも心和む道祖神が静かに置いてある。
男女の睦まじい姿が刻まれている。
この場所から、信州・・・とりわけ安曇野あたりまではこの道祖神である。
信濃の冬の厳しさが、睦まじさを求めたのであろう。
人の温もりと伝える道祖神、である。
荒 野人