冬薔薇・・・ふゆそうびを再び語ろう。
昨日の寒さの中で、冬薔薇が天を仰いだ。
空は、誠に妖しげであった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/d9/cde87e32e67965375701f58e1ce36620.jpg)
バラの花弁は、少し汚れている。
神聖なバラの有様である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/c6/f98dce8f817a1900c8d9929c78be1d51.jpg)
「よこしまな空見上げいる冬薔薇」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/7e/3c81f25934899667db4726304fa93abf.jpg)
邪な空。
ぼくは、香り立つバラ園の木の椅子に座った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/f2/bed3e6069c73b0c46a58189dd4e27754.jpg)
しばらくは、句作に励んだのであった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/6c/cd9b7ffec7ea27c541296c99017c9115.jpg)
もう一カ所のテーブルには、柚子が三つ。
蜜柑が二つ。
切り取られた断面は、新鮮であった。
其処から、生木の匂いが立ち上がった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/a3/af1e0eb0c6417d2031dd3140866f243b.jpg)
見上げる空は、冬の空。
邪な空であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/dd/d59b42484dbceef92030085d04f4b7b6.jpg)
白い薔薇は、どこまでも無垢であった。
冬薔薇は、いつまでも凛冽である。
荒 野人
昨日の寒さの中で、冬薔薇が天を仰いだ。
空は、誠に妖しげであった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/d9/cde87e32e67965375701f58e1ce36620.jpg)
バラの花弁は、少し汚れている。
神聖なバラの有様である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/c6/f98dce8f817a1900c8d9929c78be1d51.jpg)
「よこしまな空見上げいる冬薔薇」
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邪な空。
ぼくは、香り立つバラ園の木の椅子に座った。
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しばらくは、句作に励んだのであった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/6c/cd9b7ffec7ea27c541296c99017c9115.jpg)
もう一カ所のテーブルには、柚子が三つ。
蜜柑が二つ。
切り取られた断面は、新鮮であった。
其処から、生木の匂いが立ち上がった。
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見上げる空は、冬の空。
邪な空であった。
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白い薔薇は、どこまでも無垢であった。
冬薔薇は、いつまでも凛冽である。
荒 野人