今日は「彼岸の入り」である。
春の彼岸の入りは、3月17日であった。
「暑さ寒さも彼岸まで」その所以は湿度との関係だと思惟する。
今日も今日とて、爽やかである。
昨日、練馬区役所へ野暮用で出かけた。
用が済んだ帰りに、練馬文化センターの横にある躑躅園に足を延ばしたのであった。
庭園は整備中で、雑草やら抜く作業員が数名。
秋空を満喫しつつ、作業にいそしんでいる。
清々しい昼下がりであった。
主に、湿度が低い事によるものであろうか・・・。
視線を少しだけ上げてみた。
山法師の実生が、赤く色づき始めている。
もう少し赤くなったら、口に含んでみたい。
ねっとりとした甘味が、口中に広がる。
「秋たけなわ」を感じさせる味覚である。
その横に、花水木の赤い実生が午後の日ざしを照り返している。
これもまた、仲秋の雰囲気を醸し出している。
「水木の実見上ぐることもなかりけり」
小さな小さな実生である。
それが鈴なりときている。
目に美しい、ではないか。
赤色だけ浮き立たせてみた。
なんという赤であろうか。
ヤマボウシの実も花水木の実も、仲秋の季語である。
調べに調べ、ようやくみつけた。
普段携行する歳時記には、記載が無い。
図書館での成果、である。
昨年、やはりヤマボウシと水木の実をブログにしている。
ヤマボウシの記事では、こんな句が載っている。
「赤き実のまったり熟す山法師」
赤き実が、説明ですね。
まったりも、もう少し工夫したいですね。
でも、今年の水木の句も独りよがりですね。
反省しきり・・・であります。
荒 野人
春の彼岸の入りは、3月17日であった。
「暑さ寒さも彼岸まで」その所以は湿度との関係だと思惟する。
今日も今日とて、爽やかである。
昨日、練馬区役所へ野暮用で出かけた。
用が済んだ帰りに、練馬文化センターの横にある躑躅園に足を延ばしたのであった。
庭園は整備中で、雑草やら抜く作業員が数名。
秋空を満喫しつつ、作業にいそしんでいる。
清々しい昼下がりであった。
主に、湿度が低い事によるものであろうか・・・。
視線を少しだけ上げてみた。
山法師の実生が、赤く色づき始めている。
もう少し赤くなったら、口に含んでみたい。
ねっとりとした甘味が、口中に広がる。
「秋たけなわ」を感じさせる味覚である。
その横に、花水木の赤い実生が午後の日ざしを照り返している。
これもまた、仲秋の雰囲気を醸し出している。
「水木の実見上ぐることもなかりけり」
小さな小さな実生である。
それが鈴なりときている。
目に美しい、ではないか。
赤色だけ浮き立たせてみた。
なんという赤であろうか。
ヤマボウシの実も花水木の実も、仲秋の季語である。
調べに調べ、ようやくみつけた。
普段携行する歳時記には、記載が無い。
図書館での成果、である。
昨年、やはりヤマボウシと水木の実をブログにしている。
ヤマボウシの記事では、こんな句が載っている。
「赤き実のまったり熟す山法師」
赤き実が、説明ですね。
まったりも、もう少し工夫したいですね。
でも、今年の水木の句も独りよがりですね。
反省しきり・・・であります。
荒 野人