エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

初秋の六義園

2017年09月24日 | ポエム
朝食後、出かけるとも無く出かけたのであった。
とにかく、ドクトルに云われているから歩かなければならない。
運動する、ことを求められているのである。

昨日は、ふと思いついて六義園に出かける事としたのである。
山手線の駒込駅から、徒歩で概ね10分。
しっかりと歩いて、到着。



いつでも、この緋色の唐傘は差し掛けてある。
風情の演出としては、マンネリだけれど間違いは無い。



今まで、幾つかの句を賜った。
句材の宝庫である。



長い、馬場のような一本道。
基本、あまり人が歩かない。
ぼくは、歩く事にしている。



ましてや、秋思に季節である。
白水引を愛でつつ歩くのである。







「さざ波の立って広がる秋の池」







この庭園は、柳沢吉保が将軍かtらの拝領の下屋敷である。
回遊式庭園の呈、である。
池を中心とした、設えである。



船遊びも楽しかったであろう。
ユラユラと浮島を回るだけでも、結構愉しそうである。
まさしく大名遊び、大尽遊びである。



         荒 野人