エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

小楢の実

2017年09月21日 | ポエム
まだまだ青々としているけれど、小楢の実が目立つようになってきた。
昨日が彼岸の入り、明日には秋分の日をむかえる。

どんどん秋が深まっている。
そう云えば、彼岸花もそろそろ終わりだ。

まだ彼岸には行かないぞ!
と、強い気持ちを持ちつつ俳句を詠んでいきたいものである。

今日は、随分長い時間を歩いた。



見上げたら、小楢の実が光っているのであった。
楢の実と小楢の実を総称して、団栗と云うのである。
円錐形の先の少しばかり尖った実生、である。

マテバシイの実は、団栗とは云わないのである。
いまお見せしている実生こそが、団栗である。







「小楢の実二つだけ寄り添ふている」







秋を感じつつ、風に吹かれたのだけれど・・・。
秋の蚊に噛まれてしまった。

今も尚、痒くてならない。
秋の蚊は、なかなかにしぶとい。

噛まれた痕も、なかなか消えない。
明日は、秋の蚊で一句といこうかな!


       荒 野人