毎年12月から発売される「紅俺ん路(べにおれんじ)みかん」。今年もおいしくいただきました。
(2013年産 混合サイズ)
(2014年産 2Sサイズ)
和歌山県の昨年8月の降雨量は、その前年の10倍。また二度の台風もありました。無農薬で作られる上門さんのみかん、今年(2014年産)のみかん一つ一つを見ればわかります。傷や黒点が多く、近年でも外観が一番悪いです。
これも、ネオニコチノイド系農薬、ダントツ等の農薬を散布すれば防げるようですが、平成17年より、化学合成農薬や除草剤を使わない「人に、環境に、みかんに優しい農法」に取り組まれ、高波動で高糖度な「皮ごと食べられるみかん」を作られているからです。
傷や黒点は中身には影響ありませんが、ワックスでテカテカの外観がきれいな市販のみかんに慣れていると驚かれるでしょう。しかし、下のみかんをご覧下さい!
これは「象皮のみかん」と呼ばれ、病気にかかったみかんで出荷はされませんが、なんと糖度は16.3度!びっくりです!
傷や黒点が多いみかんは、雨風の影響を受けやすい木の外側に多くみられます。太陽の恵みもしっかりと受け、光合成が進み、甘くて美味しいみかんが多いのです!
みかんの外側の皮は、中身を命がけで守っているのですね!まるでお母さんみたい!
もちろん作り手の皆さんのご苦労も半端じゃありません。感謝です。
傷の、黒点の多い甘い高糖度なみかんからいただきますよ!皆さん有難う!紅俺ん路みかん、ありがとう!
(N.S)