お取引先の各酒蔵さんから「今年の冬は雪が多い」との便りが届きました。先週も日本海側や山沿いでかなりの積雪だったようです。大阪も真冬並みの寒さでした。
立秋を過ぎてからの暑さを「残暑」と言うのは聞き馴染んでいますが、立春を過ぎてからの寒さを「余寒(よかん)」というのを聞いたことがありますでしょうか。そして、春は迎えたもののまだ厳しい寒さが残っているこのころに出すあいさつ状を「余寒見舞い」というそうです。
そして春は、朝と夕方を取り戻す季節ともいわれます。朝の出勤時も帰りの帰宅時も夜と同じく暗かった冬の間でしたが、出勤時、帰宅時がようやく少しづつ明るくなってきました。
本格的な春までもう少しの辛抱です。
そんな春をより楽しくさせてくれる新酒をご紹介いたします。
「春霞 純米 花ラベル」
原料米:美郷錦100%
精米歩合:60%
アルコール度数:16度
日本酒度:+3.0
酸度:1.5
酵母:亀山酵母
おすすめの飲み方:冷やして
秋田県仙北郡美郷町の栗林酒造店さんが醸造した、新酒らしくはつらつとした味わいの春限定バージョンです。蔵の主力品種・美郷錦100%を蔵付き分離の亀山酵母で醸しました。無濾過、一度のみの瓶火入れです。
春の花をちりばめたラベルが人気です。
ほのかな生酒の香りがあり、フレッシュできめ細かい味わいで、春の味覚に良く合います。
火入れはしていますが、フレッシュさを損なわないために早めにお召し上がりください。(O.K.)