ESPOA blog

写真付きで日記や趣味をいろいろなメンバーが書きます。

自画自賛のこんにゃく

2015-03-30 16:55:52 | ブログ

社内で毎月テーマを決め、食品の勉強会をしています。3月は“こんにゃく”です。

三重県の「牧野さんのこんにゃく」を取り寄せてスタートしました。アイテムは定番の板・玉・糸こんにゃくの他、色鮮やかな生造りさしみこんにゃくです。

牧野さんのこんにゃくの特徴を3つお伝えします!
1.伝統あるバタ練製法
大量生産方式の製法で作ったこんにゃく製品が多い中、少量ずつしか生産できない手間がかかる製法です。この製法は、こんにゃく生地に気泡を取り込ませながら少量ずつ練り上げるため、従来のこんにゃくよりも味しみ・食感ともにより良い製品に仕上げることができます。

2.釜炊きあく抜き製法
調理する時に、こんにゃくはあく抜きに手間がかかるので面倒だと思われる方が多いのではないでしょうか。牧野さんのこんにゃくは、包装する前に大きな釜で炊き上げてあく抜きをしています。そのため、軽く水洗いするだけでお手軽に調理もしくはそのまま召し上がることが出来ます。
3.国産こんにゃく原料100%、海の恵みたっぷり
板こんにゃく、糸こんにゃく、玉こんにゃく、さしみこんにゃくなど多種多様なこんにゃくを作っておられますが、どれもすべて国内産こんにゃく原料100%使用です。安心ですね!また、地元伊勢志摩の「あおさのり」「ひじき」を原型のままたっぷりと練りこみ、海の恵みのおいしさと栄養価が生きています。

実際に刺身こんにゃくはお刺身で、板・玉・糸こんにゃくはおでんで試食しました。

まずは驚きの刺身こんにゃく!「あおさのり」「ひじき」「黒ゴマ」が粉末ではなく、素材がそのまま練り込まれているので、色彩鮮やか!それでいてやさしいソフトな食感。各種こんにゃくの風味もふんだんに楽しめます。参りました!!
板・玉・糸こんにゃくは、下ゆでいらずで味がしみやすく、食感もプリプリでやわらか。堂々とおでんの主役を張っていたように思います。おでん再発見です!美味しかった!
こんにゃくは、特に美容や健康を気遣う女性に大人気の食材!
牧野さんのこんにゃくならヘルシーでおいしく、様々なレシピに活用できそうですよ!
(N.S)


春の訪れ

2015-03-23 10:58:19 | ブログ

最近、ようやく暖かくなってきました。でも、桜を楽しむにはあと1歩!

そんなこの時期に、春を感じられる風景を1つご紹介します

 

一面の菜の花畑。ここは、滋賀県の第1なぎさ公園。

ここの菜の花は、寒咲花菜(カンザキハナナ)という早咲きの菜の花だそうで、

1月下旬頃から見頃を迎えるそうです。私が行ったのはつい先日・・・。

出遅れてしまったかもでも菜の花は十分きれいでした

菜の花とかミモザとか山吹とか、春の黄色いお花は、春らしくて大好きです

 

奥に見えるのは琵琶湖。そしてその奥は、比良山系。もっとパァーッと晴れていたら、

雪をかぶった比良山系がはっきり見えたはずなのです。雪山をバックに

菜の花が見たかった・・・それでもポカポカ暖かく、風が気持ちよく、

菜の花と琵琶湖と(うっすら見える)山に癒されました

 

近くで見てもべっぴんさんの菜の花

 

つくしも見つけました。確実に春の訪れを感じます

もうあと1週間もすれば、桜もずいぶん咲いているでしょう

これからの季節が楽しみです。

(I.Y)


2015-03-16 17:08:47 | ブログ

3月も中頃だというのに、まだ寒い日が続いていますね。

早く暖かくなって欲しいという思いもありますが、私は少しジレンマに苛まれています。暖かくなってしまうと、スノーボードのシーズンが終わってしまうからです

シーズンは12月末から始まりますが、自分と休みと友達と予定が合う日でとなると、なかなかチャンスが限られてしまい行くことができませんでした

そんな中、やっと兵庫県のとあるスキー場へ行ってきました。大阪発で、今シーズン最終日程のバスでした

私のような初心者には十分な積雪量でしたが、ジャンプ等をされる人たちにとっては足りなかったようです・・・

でも、まだ駆け込みで、福井・岐阜を狙っています!!

 

雪に囲まれていると、故郷の事を思い出します。

私が育った村は山に囲まれていて、冬は体育の時間も部活の時間も裏山でスキーをしていました。(陸上部だったのに笑)

年に一度、バスに乗ってちゃんとしたスキー場へ行き、友達のお父さん達やインストラクターさんに教えて貰える機会がありました。颯爽と滑る近所のおっちゃん達もかっこよかった…ですが

衝撃だったのは、スノーボーダー達。1枚の板だけで滑るということに、強い憧れを抱いていました。

 

そんなことから大人になってようやくスノーボードを始めたのですが、都会からスキー場へ行くのは結構大変です

子供の頃は全く自覚がなかったけれど、自然豊な環境で育つことができて良かったと、大人になった今しみじみ思います

(Y.K)


篠ソース

2015-03-09 12:55:19 | ブログ

ご存知ですか?ハバネロ

以前世界一辛い唐辛子としてギネスブックに登録されるほどの辛さで、時々バラエティ番組の罰ゲームとして食べさせられる場面が出てきます。

さて、そんな辛いものをソースにしてしまった会社があります。篠ファームという京都にある会社です。生産当初は、「こんな辛いもの誰が買うの」と取引先から苦情が出たほどだそうです。

しかし、将来性はあると、近所の農家の方に頼んで栽培。この会社の素晴らしいところは、収穫できたハバネロを全量買い取るところです。

そのハバネロからできたソースがこちら。

 篠ファームの社長曰く、白米以外ならどんな料理にもかけることができる万能ソースということです。

というわけで社内で試してみました。

まずは、スナック菓子。篠ソースの5倍の量のマヨネーズと合えてみました。

ピリ辛い味で、スナック菓子が少し高級お菓子に良い感じです。

他にもということで、トンカツソースにも合えてみました。これもOK

少し調子に乗って、ラーメン、やきそばにも。こちらには、すこし篠ソースを垂らす程度。

「私は、辛いものが好きなので。」と、じゃんじゃんかける強者も出てきました。

最後は、タバスコ感覚で、ピザにも。定番中の定番という感じで、よく合います。

さて、この篠ファームさん。ハバネロつながりなのでしょうか。様々な京野菜も取り扱っておられます。

中でも、珍しい「黒にんじん」

私は、京都生まれなのですが、京野菜で黒にんじんをつくっているとは初めて聞きました。

その名の通り通常のニンジンと比較して黒っぽいのが特徴で、生産環境が限定されるため世界的にも希少品種となっているそうです。

また通常のニンジンと比較して抗酸化成分が多く含まれており、現在はヨーロッパを中心に美容促進野菜として注目を浴びてきているとか。

そんな希少な黒にんじんをスープにして、いただきました。

すご~い甘い調味料がなくても、十分な甘みと旨みがすばらしかったです。

いつか、これらの野菜も皆さんにご紹介できたらと思っております。

(H.M)


ウイスキーフェスティバルin京都

2015-03-02 09:58:43 | ブログ

先日信州マルス蒸溜所を訪ねたときに、『ウイスキーフェスティバルin京都』というウイスキーのイベントで竹平所長がセミナー講師をするという案内をいただいたので参加してきました。

場所は京都平安ホテル、京都御所の西向かいにあります。

竹平所長のセミナーテーマは『クラフトディスティラリーとしての再スタート マルスウイスキー』です。エスポアをアピールするために、真ん中の最前列を陣取りました。

標高798メートルという日本一高地にある蒸溜所は水源や気候などウイスキー製造に適している環境がそろっているそうです。ただし気圧が低いため、エンジェル・シェア=天使の分け前(樽熟成中の蒸発分)が多いことが、良いことだけれども、悩みでもあると話していました。

昨年ポットスティルを更新したことにについては、現役でまだ使えてはいたが、超音波で調べてもらったところ、最も薄くなっている箇所で1ミリくらいだったそうです。このままではそう遠くない将来に穴が開いてしまうので、このタイミングで更新したとのことでした。

右が初溜釜で、左が再溜釜です。

ポットスティルは銅100%でできています。蒸溜の際、蒸気の状態で銅イオンと接触することで、過剰な成分が除去されます。そうして蒸溜を重ねることでポットスティルは薄くなり続けます。身を削りながら美酒を造っているのです。

さて、ここで問題です。その最も薄くなっていた箇所はどこだと思いますか?

上の写真が外に移設された今までのポットスティルです。

更新されたポットスティルはほぼ同型・サイズなのですが、いくつか変更点があります。初溜釜に、サイトグラスと呼ばれる小窓をつけたのはその一つですが、もっと重要なところを変えてあります。その理由が問題の答えです。

ポットスティルはウオッシュと呼ばれるもろみをためるタンクから垂直に伸びる「ヘッド」、ヘッドからほぼ直角に曲がって細くなる「ラインアーム」で構成されています。そのラインアームの先に冷却装置が付きます。

垂直に立ち上がった蒸気は、すべてヘッドのてっぺんに一度当たってからラインアームに流れていきます。ですから、ヘッドのてっぺんが最もすり減って薄くなるのです。更新したポットスティルは、ヘッドのてっぺん部分だけを交換できるようにヘッドを分割してあります。

4種類のサンプルを試飲しました。向かって左から、

No.1 「ニューポット 0ppm 2115」

No.2 「ニューポット 0ppm D1」

No.3 「2012年 新蒸溜 アメリカンホワイトオーク樽シングルカスク」(樽だし)

No.4 「シングルモルト駒ヶ岳 シェリー&アメリカンホワイトオーク2011」

ニューポットとは、再溜釜から出てきたままの原酒のことです。ご存じのように、ウイスキーは樽熟成して少しずつ色が付いてくるので、蒸溜したては無色透明です。

ppm(ピー・ピー、エム)とは、ピート香という独特のスモーキー・フレーバーの強さを表す単位です。0はピート香無しということで、数値が大きいほどピート香が強くなります。

2115とD1は酵母菌の種類です。マルスさんはウイスキーで初めて、酵母を変えることで個性を出すことにトライしています。

No.1とNo.2には確かな違いを感じました。この違いが樽熟成によってどうなっていくのかが楽しみです。

No.3はこのセミナーのために樽から出してきたものです。新鮮で華やかな香りが良い熟成を物語っていました。

No.4はすでに商品化し完売したものです。予想よりしっかりとした熟成を感じました。

セミナーが終わって展示ブースに移ると、すでに大勢の方々が集まり、熱気が充満していました。ウイスキーへの注目度の高さがうかがえました。

帰りがけ、すぐ近くだったので、『スポーツの守護神 白峯神宮』に立ち寄りました。

毬庭では蹴鞠保存会の方々がトレーニングに励んでいるところを見学。京都ならではの風情です。(O.K)