鰹のタタキは、身近に手に入る食品です。藁焼きという高知県独特のタタキも居酒屋やスーパーでもお目にかかることが出来ます。先日居酒屋で注文した藁焼きタタキは、藁の香りが全然しませんでした・・・藁焼きと言えばどれも味が一緒と思っていたら大間違いです。居酒屋で提供されているものは、自家製ですが、バーナーなどで表面を焼いてから軽く数分、藁で焼くのがほとんどのようです。本当に藁で焼いたの???と疑問を持つくらいです。
高知の桂浜にあるハマヤさんの藁焼きは香りも味も絶品です。藁で焼く時間は、なんと20分と他に比べればとても長いのが特徴です。ドラム缶の上で、手作業で焼き上げるのがハマヤさんの藁焼きタタキです。「なかなか確保出来ない米藁を確保するのが命です」とおっしゃっていました。大量に確保しないと藁焼きに出来ない、煙と火の粉が強烈なので作業したがらないのが他社のようです。とても香ばしく、藁焼き加減が絶妙と好評なタタキはハマヤさんのものがやっぱり美味しくてハマっちゃいます(T・M)