我が家では、週に一度(たいていは日曜日)は私が晩ご飯の支度をします。若い頃は食べることにしか興味がなく、または作る自信もないのでほとんどしませんでしたが、年を重ねるとともに作ることにも興味を持つようになりました。最初は男料理の定番であるカレーから入り(最初のころは子どもたちからよく「またカレー・・・」といわれていました)、キッチンに立つようになると少しずつですがメニューも増えてきました。
さて、昨日は冷凍庫にあった熊本・阿蘇産の「あか牛ハンバーグ」をメインにしました。あとは、得意料理のひとつである「皮ごとじゃがいもサラダ」です。皮ごとじゃがいもサラダは水洗いしたじゃがいもを皮付きのまま茹で、皮ごと食べます。皮ごとで旨みも残り、なにより剥く手間がかからないので得意料理というわけです。一緒に和える緑の野菜はワゴンで安くなっていたので、今回はアスパラにしました。この相方はスナップえんどう、ズッキーニ、枝豆などと豊富なバリエーションがあります。別々に茹でたじゃがいもとアスパラをボールに入れ、オリーブオイルと塩・黒胡椒で味付けしながら混ぜて出来上がり、ワインに良く合う一品です。
あか牛ハンバーグはフライパンで焼いて軽く塩・胡椒するだけです。中までしっかり火を通そうとするとつい焦げ気味になります。(見た目より味はグッドですよ)
いつもはワインですが、今回は新発売の「ヴァイツェンビール」と合わせてみました。原料に小麦麦芽も使用したヴァイツェンは、バナナのようなエステル香を持ち、苦味が少ないのが特徴です。フルーティな香りと苦味の少ないところが、白ワインに近いのではないかと思い試してみましたが、案の定ぴたりと合いました。
少々荒っぽく、またどうしても酒の肴的要素のメニューが多いところが、子どもたちにはいまいち不評な時もあります。奥さんは楽をしたいためか文句は言いません。
見た目より中身にこだわる、自己満足度『三つ☆』の男の料理に、さらに磨きをかけていきたいと思います。
(O.K)