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ポストシャトル”、米宇宙計画の行方

2011-07-11 18:50:00 | Weblog
“ポストシャトル”、米宇宙計画の行方(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) - goo ニュース

 米国時間7月8日のスペースシャトル「アトランティス」打ち上げによって、30年にわたったスペースシャトル計画が終焉を迎えた今、米国の宇宙飛行に次なる革新をもたらさねばならないというNASAへのプレッシャーは次第に強まっている。

 しかし、月に再び人類を送り込もうというコンステレーション計画が打ち切りになったことで、米国は“有人飛行の空白期間”を迎えようとしている。米国が人間を宇宙に送り込める乗り物を持たない期間は、今後5年間に及ぶ見通しだ。

 この空白期間中、米国が宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)へ送り込むためには、ロシアの宇宙船ソユーズの座席を購入するしかない。これには往復飛行で1座席5100万~6300万ドルかかる。

 有人飛行に空白期間ができるのは、NASAにとってこれが初めてではない。例えば、1981年のスペースシャトル打ち上げは、1975年のアポロとソユーズの合同ミッション以来、米国が初めて行う宇宙飛行だった。

 また、NASAのチャールズ・ボールデン長官は、“NASAの未来”をテーマとしたWebチャットに参加した際、既にこの空白を埋めるための構想を明らかにしている。宇宙飛行士を地球低軌道に送り込む取り組みについては、民間の宇宙関連会社と“米国人の発想力”に任せ、その間にNASAは長期の深宇宙探査に軸足を移すという、2段構えの構想だ。

今後の宇宙開発の行方に大きな影響を与えそうです。
国家予算がだんだん使えなくなっていくのでしょうか。