在宅の人工呼吸器、停電対策は不十分-都調査で4割弱が外部バッテリーなし(医療介護CBニュース) - goo ニュース
在宅で人工呼吸器を使っている患者の4割弱が外部バッテリーを持っていないなど、停電への対策が不十分であることが、東京都の調査で分かった。都によると、人工呼吸器の利用者全体を対象にした停電対策の調査は、全国でも初めてだという。
調査は、6月3日から10日にかけて実施。都内の訪問看護ステーション550事業所を対象に、6月1日時点の人工呼吸器の利用者の状況をアンケート調査し、80.4%の事業所から回答を得た。利用者数は785人。
調査結果によると、主に停電が長引いた場合に活用する外部バッテリーについては、36.9%が持っていなかった。持っていたのは43.2%で、不明・未記入は19.9%だった。
また、停電時に自動で電源供給を開始する内部バッテリーも、持っていない人が34.8%と3割を超えた。持っていたのは53.9%で、11.3%が不明・未記入だった。
都の担当者は、「内部バッテリーだけでは長くても5-6時間しか稼働しない。使用状況によっては1時間程度に限定される可能性もある」と話している。さらに、外部バッテリーについては「停電時に自動で電源供給されず、接続作業が必要になる」として、内部・外部の両バッテリーを所持しておくことが望ましいとしている。
■バッテリー充電の発電機、「なし」が4分の3
このほか、バッテリーを充電するための発電機の保有状況を尋ねたところ、75.4%が「なし」と答え、「あり」は11.1%だった。
電源を必要としない足踏み式吸引器でも、「なし」が76.8%に達し、「あり」は12.1%にとどまった。
また、手動で呼吸を確保する蘇生バッグは、31.0%が「なし」、55.4%が「あり」と回答した。さらに、使いこなすのに練習が必要な蘇生バッグを同居している介護者が使えるかどうかについては、54.4%が使える一方で、21.1%が使えなかった。
今回の震災は様々なことを見直すよいきっかけになったようです。
今までは安全慣れしていたようで、停電があることは前提になっていなかったようです。
在宅で人工呼吸器を使っている患者の4割弱が外部バッテリーを持っていないなど、停電への対策が不十分であることが、東京都の調査で分かった。都によると、人工呼吸器の利用者全体を対象にした停電対策の調査は、全国でも初めてだという。
調査は、6月3日から10日にかけて実施。都内の訪問看護ステーション550事業所を対象に、6月1日時点の人工呼吸器の利用者の状況をアンケート調査し、80.4%の事業所から回答を得た。利用者数は785人。
調査結果によると、主に停電が長引いた場合に活用する外部バッテリーについては、36.9%が持っていなかった。持っていたのは43.2%で、不明・未記入は19.9%だった。
また、停電時に自動で電源供給を開始する内部バッテリーも、持っていない人が34.8%と3割を超えた。持っていたのは53.9%で、11.3%が不明・未記入だった。
都の担当者は、「内部バッテリーだけでは長くても5-6時間しか稼働しない。使用状況によっては1時間程度に限定される可能性もある」と話している。さらに、外部バッテリーについては「停電時に自動で電源供給されず、接続作業が必要になる」として、内部・外部の両バッテリーを所持しておくことが望ましいとしている。
■バッテリー充電の発電機、「なし」が4分の3
このほか、バッテリーを充電するための発電機の保有状況を尋ねたところ、75.4%が「なし」と答え、「あり」は11.1%だった。
電源を必要としない足踏み式吸引器でも、「なし」が76.8%に達し、「あり」は12.1%にとどまった。
また、手動で呼吸を確保する蘇生バッグは、31.0%が「なし」、55.4%が「あり」と回答した。さらに、使いこなすのに練習が必要な蘇生バッグを同居している介護者が使えるかどうかについては、54.4%が使える一方で、21.1%が使えなかった。
今回の震災は様々なことを見直すよいきっかけになったようです。
今までは安全慣れしていたようで、停電があることは前提になっていなかったようです。