最近、とあるプロの昆虫写真家の方のブログに掲載されているマルタンやヤブを見て、とてつもない衝撃を受けました。
今までに見たことがないほど自然に、しかも美しく写されているのです。
例えばマルタンオスは、コバルトブルーの部分ばかり注目しがちですが、胸部から腹部の茶と黒の色合いは他のヤンマにはない独特のものです。
そのような、ある意味地味な部分もしっかりと捉え、コバルトブルーの部分と合わせて1頭のマルタンとしています。
プロなんだからと言ってしまえばそれまでですが、自分もあのような写真を撮りたいと思い始めています。
もちろん、技術・知識・経験・プライド等々のすべてにおいて未熟です。
でも、少しでも近づきたい、そんな気持ちでいっぱいです。
こんな思いにさせたのは、このカトリヤンマの美しさを伝えられないもどかしさからです。
カトリヤンマ オス 2007年8月17日 神奈川県